読んでもらいやすい作品は『テンプレから少し外すくらいがいい』とはよく聞きます。何故かと言うと、読者が想像しやすくて入り込みやすいから。学校という舞台は、誰もがある程度認知共有されてるので強力なテンプレになります。
異世界ファンタジーはその辺難しかったんですけど、かつて流行った作品。認知が共有された既存作の『アレっぽい世界観』の『アレっぽいキャラ』が『アレっぽい必殺技』を使って――みたいなテンプレを使うことで楽になりました。広義のパロディですね。
導入はありものでいいから、とにかく読んでもらって、のちのち自分らしさを出せばいいと言うやつです。エロ同人作家が既存版権の二次エロやって、売れ過ぎたからオリジナルでやっていくみたいなw(暴言
いやー、わかるんですよ? その方がいいって。だから導入は一見テンプレっぽくしようと努力してるんです。でも考えてしまうんですよ。このキャラの背景に何があるのかって。もちろん皆さんそういう設定を考えて書いていらっしゃるでしょうけど、なんか情報ソースが既存ゲームじゃなくて、古代の神々だとか、中世や古代の生活・風俗だとか言語だとか、誰も興味のない趣味の世界に行ってしまうんですよねwww
あとタイトル。
今回も雑に付けたタイトルですけど、私、割と運命主義的な所があって、『気分や音感でテキトーに付けた名前や設定』が実は調べたらちゃんとした意味が後から見つかったり、物語の重要な部分に絡んで来たりすることが多いんですよね。もちろんただの偶然なんですけど、そういうのも楽しんだりもしています。