奏流こころ

小さい頃から相手の気持ちが分かるようになり、人との関わりが若干億劫になるが、なんとか高校生になり、今は2年生の篠宮宙弥。 クラス替えで同じクラスになった、隣の席の雨宮優希子が篠宮…

誰もいない教室。 こっそり1冊の本を、とある人の机の中に入れた。 手紙を挟めてー…。 1冊の本が繋いだ2人の物語ｰ初恋ｰ。

夏休みのある日、図書館で出会った女の子と、ひょんなことから交流が始まった。 休みの最終日に別れたが、翌日学校に行くとその子は転校生として現れた。 しかも、図書館で会っていた時は見…

君は今、元気にしていますか？ 僕は、相変わらず、上の空で、ぼんやりしています。 でも、君が教えてくれた事は忘れてはいません。 ありがとうー…また会いたいな…

いつの間にか、ドキドキしていた。 いつの間にか、気になる存在に。 隣にいてくれると、不思議と安心する。 今日も、隣にいる、気になる人。

フラれた日だった。 もう終わりだ、と大袈裟に感じていた。 自暴自棄になりそうな感覚があった。 目的地を定めることなく、ただフラフラと歩いていた時。 出会ってしまった…あの、女の子…

高校2年生の俺は平和に学校生活を送っていた。 2学期に入り、席替えをした時に、1度も話したことのない女子生徒が隣の席になった。 いつも無表情で、友達と一緒に行動するでもなく… 一…

好きなんだけど、上手く伝えられない。 そんな悩みを抱える少女のお話。

ドラマや映画、アニメに小説と、物語ならなんでも。 作品について2人は放課後の教室で語り合っている。 そんな2人を見守るクラスメイト数人は、毎度のことながら、微笑ましく思いつつ、早…

季節は冬。 外はしんしんと雪が降っている。 そんな時、家でこたつの中でゴロンと寛ぐ三森さん。 幸せそうな顔でリラックス。 朝の雪かき頑張ったし、ゆっくりしていよう。

外の世界に憧れる私に、外の世界を教えてくれる男の子と出会った。 その彼と、ある約束をする。 叶うと良いなー…。

甘えん坊の水野君と、その甘えを突っぱねたい木津谷さん。 2人の攻防戦は授業で繰り広げられる。 それを見せ付けられる僕は疲れはてていた。

前の席に座る女子が気になる。 だって可愛いから。 真正面で見るともう目の保養であり、愛でたくなる。 気持ち悪い？だとしたら、ごめんなさい。 これは、陰キャの隅っこ男子が、クラス…

何を考えているのか分からない。 口数は少ないのに何故か友達は多い。 自然と目で追ってしまう。 そして、隣にいるだけで不思議と癒される、それが隣の枋木さんなのだ。

引っ越しの準備中に見付けた思い出の箱。 この箱を大切な人と一緒に聴きたくて、走り出す。

午後3時から開店する『喫茶 はと』。 定休日は毎週月曜と金曜。 常連客は高校生から。 今日も誰かに寄り添うように見守る。 そして、あなたの背中をそっと優しく押すー…。

だらだら続いた関係に結論を出すには？ 誰か、止まった針を動かす方法を教えてー…

“普通”に満足していた。 でも、その“普通”とおさらば。 ここからは、俺とあの子達との日々を過ごしていった。 春の優しい風のようなおっとりさんと、 夏の暑さに負けない活発さんと…

自分の教室に、いつも空席なのに片付けることなくある謎の席。 いつしか幽霊の席だとかその席に触れると呪われるとか、変な噂ばかり。 そんなある日。とある場所に用事で行くと、銀髪の女の…

これは私・佐藤あんずと彼・安藤時生のすれ違い。 気づいて欲しいのに、気づいてくれないモヤモヤ。 いつまでこんなことが続くの！？ とにもかくにも、誰かなんとかしてー！！

平穏な学校生活を願って、晴れて高校生となった平幡八。 そんな彼は屋上で泣いていた同じ学年の十田和と出会う。 この物語は彼と彼女のたわいないお話である。