だから小説を書くのが得意とかそういう話ではないです(楽しいし嫌いではありませんが得意ではないですよ……)。
読書感想文が苦手な子供でした。
本を読む、おそらくこの本の主眼はここである、先生はそこを踏まえて何かイイ話的なことを書いて欲しいのだと思われる……というアタリをつけるのはできるのですが、そこから先ができない。
まず、特に思ってもないイイ話的なものが書けない。心にもないことは書けない。
それ以前に、人様にお見せするレベルの作文を書ける技術がない。
そういう現実に直面してウンウンうなることになるのでそれはそれは苦手でした。
そんな人間が某所で本の感想なんかを書くようになるのが不思議ですが、ともあれまあ「心にもないことは書けない」が足を引っ張ってるところがあるなあと己を振り返って思うわけです。
なんだよ、「ウチはこれしかねえんだよ!」とかいって拘りのラーメン(本人はこだわってるけど味は並み)を出し続ける頑固オヤジのラーメン屋かよ……美味いラーメン出せるならまだしも。
こういうのではいけないのだろうなあと思いながら、やっぱり自分の好きなものを優先して書いてしまう今日この頃です。
まあ弱音ですね。