【葬儀屋+アンダーテイカー+】
あぶれ者の寄せ集めといわれている、屍対応部署。
化物には化物を。
死者には死者を。
不吉には不吉を。
【火葬屋+クリメイト】
■鹿屋凌 ろくやりょう
19歳 185cm ♂
CN:炎獄の君主+ロキ+
炎を操ることに特化した、根っからの攻撃型。
全てを焼き尽くし、あとには骨の欠片さえも残さない。
その焼失のみに突出した能力を買われて、葬儀屋へ配属されることとなる。
自身の操る炎に絶対の自信を持っており、それを隠しもしないため人受けは悪い。
高等教育どころか義務教育も殆ど受けていないため、言動の端々があほっぽい。
【埋葬屋+ベリアル】
■金居誠一朗 かないせいいちろう
25歳 195cm ♂
CN:冥府の傀儡+レヴナント+
感情表現が乏しく表情も動かないため、友人らしい友人がいない。
凌とコンビを組んだ経緯も、余り物同士をくっつけただけに過ぎない。
社交性がないのに守護能力に特化しており、攻撃は殆ど出来ないという、誰かと組むことを前提とした能力構成をしている。
完全に死亡した場合に限り人体でさえも砂に分解し、自らの防壁に利用することが出来る。
【遺体安置所+モルグ】
■白雪椿 しらゆきつばき
14歳 140cm ♀
CN:氷の女王+ゲルダ+
榊市の私立花園大学附属中学に通う十四歳の少女。
目つきと口と態度が悪いため、良くない意味で教師の覚えがいい。
但し成績は優秀で友人も多く任務以外で授業を抜けることもないので、大っぴらに目の敵にされることはいまのところない。
一日一回、遺体安置所に氷を張り巡らせるという日課を与えられている。
激化する屍人の発生により死者の弔いが追いつかず、安置所は常に満員御礼状態。
椿自身が前戦に出ることもあり、その際は随伴を持たず単騎出陣することを好む。
【検屍官+コロネル】
■里見雄一 さとみゆういち
31歳 178cm ♂
CN:銘なき執刀+ヘルメス+
葬儀屋で死者を復元する役割を担っている医師。
通常SIRENでは損壊した遺体を修復する場合、登録時に撮影する3D写真を使用するが、里見は死体の一部、指一本や血液程度からでも復元出来る。
葬儀屋も一応支部という形を取っており、里見が便宜上の支部長である。
葬儀屋の外観はゴシック建築の教会と病院が併設されたような形をしており、教会のほうが表(といってもSIREN関係者のみ)に解放された場となっている。
【納棺師+エンバーマー】
■エミリー・グレイ(Emily Gray)
8歳 112cm ♀
CN:幻惑の瞳+アウローラ+
生まれつき盲目の少女。
里見の執刀により能力に目覚め、健常者同様の生活が出来るようになった。
とはいえ、実際に目が見えるわけではなく、感覚で周囲のものや人の動きを把握しているため人と目を合わせて話すなど、視覚に頼った行動は取れない。
里見の助手として働いており、雑務や里見が作製した遺体を整える仕事をしている。