• エッセイ・ノンフィクション
  • 現代ドラマ

Rest room

私の母は変わっている。
というのはエッセイ「臆病者〜」で何度か話題にだしたが、
私の姉もまた、変わっている。


ある日のこと。
真夜中にトイレに起きた私は、ドアを開けてギョッとした。

壁一面に、クリスマスのオーナメントが貼り付けられている。
赤とか緑とか、ピンク色の球体だ。
姉の仕業である。

そして、トイレの一番奥の壁には、
「ナイトメアビフォアクリスマス」に登場する、骸骨のジャックのポスターが貼ってある。


なるほど、映画の世界観を現したのか。
しかし、なぜトイレで。

まあ、このくらいはいつものことなので、
気にすることなく私は電気のスイッチをいれた。




「は?」



声が漏れた。

電気が赤い。

真っ赤だ。

真っ赤に照らされたクリスマスオーナメントたちがテカテカ光っている。

真っ赤に照らされたまま、トイレに座り込み
呆然とする頭に言葉が浮かぶ。


レストルーム。

 レストルーム。

   レストルーム。

       レストルーム…。




え? 近況ノートの使い方がちがうって!?

4件のコメント

  • 私はお姉さん側の人間なので、トイレが赤くても問題ないな…
  • 近況ノートにエッセイ書いている人、初めてです(笑)
  • にわ冬莉様 

    えー!!
    落ち着かないよ|ω`)?
    せめて青がよかった…笑
  • ポンポコ様

    最近、色々と迷走しています(笑)
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する