本日、十一章第三話を、予約更新していたのでした。カクヨムさんの予約システムってありがたい。
なにより、来てくださった方々がいらっしゃって、本当にありがたいし、とても嬉しいです(^^)
今回もまた、差別的なタイトルですが、倒幕・佐幕関係なく、狂気じみた事件はこの時代どこでも勃発していて、一つの集団が化け物じみている、というよりは、時代のせいだという面があると思います。
(クローズドな、少人数の集団、藩とかではなくて、数十人くらいのグループで、集団ヒステリーが起こることはもちろんあると思いますけど)
この話でも、薩摩藩、長州藩、あるいは幕府側が化け物だというつもりはなくて、ある少人数グループの狂気が、世の中を大きく左右することもある、と書いたつもりです。
集団ヒステリーの実例は、佐幕側では、33人もの尊皇攘夷浪士たちが禁門の変の際、斬首されてしまった六角獄舎の悲劇もその一つなのではないでしょうか。
ここでは、池田屋事件の首謀者とされた、古高俊太郎も無惨に首を刎ねられてしまったそうで、本当にかわいそうだと思います。