第五話を更新しました!
お読みいただければ、とてもとてもうれしいです^_^
読んでいただいた方には。
この回の、主人公を。
できれば差別主義者と切り捨てることなく、なぜそんな風に思うようになってしまったのか、少しだけ頭の片隅に置いていただけたら、とてもうれしいです。
もちろん、特定のグループの人たちを、名指しで毛嫌いすることは差別主義者以外の何者でもないのですが。
(主人公の場合は、明治期の長州を中心とした藩閥)
明治期の、明治期以降の亜細亜外交、もっと言えば帝国主義的価値観は、朝鮮を始めとしたアジア諸国を結果的に不幸にした、少なくても主人公はそう考えています。
自分のルーツにつながる存在を貶めた、そんなグループを、冷静に考えることができなくても、私は責めることができません。
怖いのは、明治期における最先端の知性である福沢諭吉が、脱亜論という差別の始まりのような論文を書いていたりしたことです。
この人の言うことだから間違いはない、そんな風に思うことがいかに危険なのか。
改めて認識させられます。