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これまでの話について

空き時間で。

すごい手持ち無沙汰なので、語らせていただきます。
こんな時間は久しぶりだ(>_<)











芹沢鴨暗殺事件で、第一幕は終わった感じかな。
この人や、今後つらい死を迎える人たち、近藤勇、土方歳三を、誠の武士と呼ぶのは、なんというか、本人たちはすごくうれしいだろうけど、少し違うような気がします。
私の中では、いきがった若者が、降りられないレールに乗って、その中で精一杯いきがったまま、がんばって生き抜いたというイメージです。

その中で、残酷すぎる事件もたくさん起きていますが、そこも含めて時代の徒花です。
国に許された(もしくは本人たちはそう思っていた)残虐行為は、どこまでも残虐になれるし。

同じように、ごく普通の現代人だった主人公が、自分を好きになってくれた誠実な男性(番外編主人公の福岡さん)を始め、さまざまな人間の心を踏みにじり、裏切り、直接的もしくは間接的に殺し続けてきたのは、本人は心のどこかで仕方がないと思っていると思うけど。
深層心理では、一番自分を責めている、ある意味一番つらい時期だと思います。
精神的ショックで倒れてしまうのも、当たり前かと。

このまま開き直って悪人街道を突き進むのか。
別の道を選ぶのかは、本人次第です。

その選択次第で、その人の人間性が決まるのだと私は思っています。

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