個人的な意見も含めると「仕事の成果」と「その人の好き嫌い」を分けて考えることが出来る人はとても少なく、俺だってできません。
正直な話、自然とそれが出来るのならその人は「天才」と言っても決して過言ではないと思います。
特にマスメディアに取り上げられる反総理の人たちは全くもって出来ていないと断言していいでしょう。
安倍元総理が現役の総理大臣だった頃は酷かったでしょ？
「アベノミクスの具体的な成果」をデータとしてまとめ上げ、どこが良かったのか？ 改善点があるとしたらどこか？
それを冷静沈着に判断することなく国会で政治ショーを繰りひろげ、政治を停滞させた人たちの醜い事醜い事。
個人的には１年近くその「ケバケバしく下品な政治ショー」をネタにし続けていた感覚さえします。
政治家というのは「選挙で選ばれただけ」で「特別な人間」というわけでは無いのだが、我が身の立場を分からないらしい。
たとえ右翼や左翼だろうが、与党や野党だろうが「日本をより良い方向へと導く」という意味では一致しているはずなのだがそうでは無いようです。
そんな事偉そうに言う俺だって「ドングリの背比べ」でして、
とあるゲームメーカーのプロデューサー２名が大嫌いで、彼らが関わる作品は遊ぶ事なく全て「０点未満のそびえ立つクソだ」と「断罪！ 断罪！ また断罪！」で、
その２人に関しては「裁きだ！ 私は裁きたい！」と夜中に飛び起きる人の気持ちがよく分かる。
たとえその２人が死んでも「ぐらつくテーブルにつき、深々と腰を下ろし、裁判を始めるでしょう」という位には憎んでいます。
「死んでも許さぬアベシンゾー」とどこがどう違うのやら。
だからこそアメリカでは「ストーリーアナリスト」という
「映画のシナリオに関して『ここが好き、ここが嫌い』という感情面ではなく『ここが良い、ここが悪い』と論理的思考で判断してプロデューサーやスポンサーを納得させる仕事」
っていうのがあるんですよ。
『ここが好き、ここが嫌い』という感情面ではなく『ここが良い、ここが悪い』と論理的思考で作品を評価するには専門職のテクニックが必要で、ある意味職人でないと難しいわけなんです。
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