私には昔から、気に入った物を飽きるまで食べるという癖があり、それは創作においても同じでして。昔から西洋ファンタジーとオカルトが好きなのはこれまで書いてきた通りですが…〈神慈悲〉を書き終えるまでしばらくの間は、私の“推し”の第一位はキリ教なんでしょう。
“好き”が高じて、今、職場用のカバンにつけてるのは17世紀の画家ペーテル・パウル・ルーベンス作〈永遠(教皇権の継承)の寓意〉のアクキー(笑)。売ってるんだよ。
ちなみに、職場のロッカーの扉に貼ってあるのは、真珠湾に行った時に買った、米海軍のレシプロ戦闘機F4Uコルセアのマグネット(笑)。
しかし、映画〈教皇選挙〉が日本でもあれだけ話題になったせいでしょうか、ついに、
田中昇 『エクソシストは語る エクソシズムの真実』が集英社インターナショナルから発売…!
この方は東京大司教区の司祭(神父)で、ガチのエクソシストでもあり、それこそ〈ヴァチカンのエクソシスト〉のパンフレットにもインタビューが載っています。
わあ、なんてタイムリー♥ …と喜んだのは私だけでしょうかね。大祓魔(エクソシズム)の式次第も載ってるんですけど…仮に参考資料に使うとしても、これだけでは不足で、もとになっている聖書は入手済みであることが大前提ですが。でないと何言ってるか分からないでしょ。
とはいえ、なぜ今エクソシストなんだろう…? ここまで書いておいて何ですけど。〈教皇選挙〉はまったくそういう話ではないし(それでもヴァチカン内部のドロドロはそれはそれで震えるほど面白い)、不肖私のように外部から無責任に面白がっている輩ではなく組織内部の人間の書いている本だけあって非常に真面目なトーンですし。
が、何はともあれ、こういう事物をきっかけに本格的西洋オカルト小説が増えてくれると嬉しい! その際は是非タグ付け(&ご一報)を…!