🔔ハッピーアドベント!!今日は【3】の日!🔔
というわけでヨドミのアドベントは今日から(嘘だけどw)。
昨日の近況ノートでのお知らせどおり、6日の新作スタートまでに、2020~2022に投稿した自作クリスマス小説を1作ずつ紹介していこうと思います~٩(ᐛ)وヘヘ~イ
エントリーナンバー①!
『ルーシー・ダイヤモンド・ドーソンと晩餐を』(2020)
https://kakuyomu.jp/works/1177354055070065795 こちらはカクヨムに投稿した最初のクリスマス作品。カクヨムの初投稿作品でもあったかな?
【あらすじ】映画オタクな女子高生・銀霞(ぎんか)は、社会人の姉・衛幸(えみゆ)とその幼い娘・夜祥(よすが)のサバけすぎた関係に我慢がならず、ふたりにクリスマスデートを強制する。さらにふたりを監視するため、実家が教会職員でいつもキャソックを着ている幼馴染の少年・守雛(まひな)を引き連れ、商店街へくり出す……というお話。
実は初出が学生時代の文芸部っていう思い出深い作品です✨手直しや改題をしてここへ投稿。
つかみはなんと言っても、主人公・銀霞視点の一人称で披露する彼女の脳内マシンガントーク!10代ならではのエネルギッシュをそのまま文字にしたような痛快さを目指しました。
脳内だけでなく、気の置けない幼馴染・守雛少年とのかけ合いもアッパラパーで勢いオンリーなJKのノリです。あからさまにラブなので激しくアプローチしますが、あからさますぎて色気はゼロです。男に媚びる才能がないです。守雛少年も塩(笑)
その10代の振り切れた熱量でなら!冷えきった姉姪親子をアツアツにできるのか!?
大人な読者様はわかるかもしれない。あらすじから匂い立つ銀霞ちゃんの地雷臭。判別できないのは地雷原に特攻する鉄砲玉か本人が地雷そのものかくらいでしょうか(;˘ω˘)
結構シビアで業の深い現実があったりする内幕です。一方で優しい世界もあったりして。
その温度差に振り回される10代。もうパワーだけでぶちかまして希望的観測的に解決しようとする10代。盛大に空回ってぶちこける10代。
そしてそんなものを受け止められるものがあるとすれば、それが「愛」なんです。
みたいな話を書きたくて書いた感じですね。
誰が受け止めるためにがんばるかっていうと、まぁそばにいる彼ですよ。キャソック着ちゃってますからね、迷える子羊を導かないとね。がんば!(わりとほんとにそんな話w)
作品自体と共にキャラクターにも思い入れがある作品です。特に銀霞ちゃんはいまだにエックスで擦ってます、イジられ枠で。
自作史上類を見ないパワフルさと色気のなさと豆腐メンタルの取り合わせになっちゃいましたからね。数いる自作キャラの中で限りなくリア充寄りなのにかわいそうな子筆頭みたいな扱いをされ続ける始末。いえいえ、作者の愛情表現です(許されるフレーズ)。
元気な子供のエネルギーを摂取してほっこりもしんみりもできる作品ですよ! イルミネーションまたたく商店街のクリスマス景色にも思いを馳せられる作品はどうですか!?
(添付は投稿当時ツイッター(エックスじゃない!?)で遊んでたものを見つけたので。主役ふたりの雰囲気と関係はこんな感じ)