「魔女と吸血鬼」を更新しました!早くも三十話目です!
読んでくださる読者の皆さん、フォロワーの皆さんに感謝しかありません。
おまけ(蛇足)
・メインヒロインは光國君。
「助けて!」
思わず目を閉じる。
その瞬間、声が。散々いじめていた、転校生の声が、聞こえてきた。
「ごめん。お待たせ。」
次の瞬間、凄まじい悲鳴が教室に響いた。
光國の声ではない。
クラスメイトの声でもない。
光國は、恐る恐る目を開ける。
そして、息を飲んだ。吸血鬼の赤い瞳に、鉛筆が突き立てられていた。
悲鳴の主は、吸血鬼だった。
「大丈夫だった?」
転校生の、こえ。
吸血鬼と光國の間に、友里がいた。