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掌編小説:虞。美し、人しに草。/feat.ソウセイ系アイドル
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https://kakuyomu.jp/works/16818622170661590719📚️<おかげさまでKAC2025ランカー賞受賞! 読んでみてね!
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前々回:
gemini壁打ち帳(58) 「起承転結」って何? プロットのフレームワーク(1)
https://kakuyomu.jp/users/Tuyuri_N/news/16818792439793825532前回:
gemini壁打ち帳(59) 「序破急」って何? プロットのフレームワーク(2)
https://kakuyomu.jp/users/Tuyuri_N/news/16818792440027831674Q.次に、三幕構成について教えてくれる?
✨️.承知いたしました。三幕構成についてご説明します。
三幕構成【Three-Act Structure】
三幕構成は、主にハリウッド映画などで用いられる、物語を三つの大きな「幕(アクト)」に分けるプロットのフレームワークです。
これは、物語の進行を非常に論理的かつダイナミックに組み立てるのに適しており、多くのヒット作品で採用されています。
1. 第一幕【The Setup】
「導入」の段階です。
物語の舞台、主要な登場人物、そして彼らの日常的な生活が描かれます。
ここで重要なのは、「フック」と呼ばれる、主人公の日常を大きく揺るがす出来事や問題が発生することです。
これにより、主人公は物語の旅に出ることを余儀なくされます。
第一幕は、物語全体の約25%を占めるのが一般的です。
役割:
物語の世界観やキャラクター、そして彼らの直面する問題を提示し、読者や観客を物語に引き込む。
2. 第二幕【The Confrontation】
「対立」または「葛藤」の段階です。
物語の約50%を占める最も長い部分で、主人公は目的を達成するために様々な困難や障害に直面します。
この段階では、主人公の葛藤や成長が描かれ、味方や敵との関係性が深まっていきます。
物語の途中で、主人公の状況がさらに悪化する「ミッドポイント(中点)」を設けることで、物語に新たな展開が生まれます。
役割:
物語の核心であり、主人公の成長と、目標達成に向けた障害を描くことで、緊張感とドラマを生み出す。
3. 第三幕【The Resolution】
「解決」の段階です。
物語のクライマックスと結末が含まれます。
第二幕で積み重ねられた対立が最高潮に達し、主人公が最終的な敵や問題と対決します。
この対決を経て、問題が解決し、物語は収束へと向かいます。
主人公は、第一幕の頃とは異なる人物へと成長を遂げ、新しい日常を迎えます。
役割:
すべての伏線を回収し、物語のクライマックスと結末を描くことで、読者にカタルシスと満足感を与える。
三幕構成は、「起承転結」が持つ意外性よりも、物語全体の一貫した流れと、主人公の成長を重視するため、長編の物語や、キャラクターの心理描写を深く掘り下げたい作品に適していると言えるでしょう。
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ふむふむ。
>すべての伏線を回収し、物語のクライマックスと結末を描くことで、読者にカタルシスと満足感を与える。
かんたんに言ってくれるなァ……。