• エッセイ・ノンフィクション
  • 異世界ファンタジー

おむすびころりん、的な

みなさま、いかがお過ごしですか? みなさまから読んでいただけるのが励みになっております。

ところで。

わたくし、今朝、朝市に行ってまいりました。いつもはダンナと一緒なんですけど、ダンナ、出張中なので一人で行きました。

農家からミルクを買いました。
6本$3.50のコーンを買いました。
ひと瓶$8のハチミツを買いました。
ひと玉$3.50のスイカを手に取った、その時です。

ころりん。

私の手をすり抜け、グチャっと地面に落ちた後……ころころころころ。

ひび割れたまま、やや下りに傾斜している駐車場を転がって行きます。
「コラ、待てええええ!」
日本語で叫びつつ、追いかける私。

あれ? これ、どっかでやったことがあるような……。

そう。「フツーに生きてる」エッセイの第一話です。

みなさまの熱い視線を受けながら、月森、駐車場の果てでようやくスイカを捕まえました。みんなが「これ、笑っていいの?」的な感じで見ています。

 笑っていいに決まってんじゃん!

なので、言いました。
“This watermelon is so fresh. It ran away from me.”
(このスイカ、新鮮よ。逃げられちゃったわ)

みなさん笑ってくれました。

お店のおじさんのところに持って行きました。
「どうするの?」
と聞くので、
「買うよ、もちろん。切る手間省けたし」
「でもそれ、割れてるよ」
「いや、あたしが割ったんだし」
「いいよ」
「え?」
「持っていきなよ。あげる」

 というわけで、スイカ、ちょうだいいたしました。

 美味しくいただきました。

 まあ、スイカつながりで、新しいエピソードも書いちゃいました。
 あんまり笑える内容でもないですが、一応、こんな感じです。

https://kakuyomu.jp/works/16817330648827978380/episodes/16817330662275822698

13件のコメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する