Nextが書いた物語の中で個人的に好きな台詞を集めて見ました。ちょっとした解説も付いてます。
「俺はお前を家族にしようと思う。だから…俺と結婚してくれ。」 byラルス
(ロスト・メモリーズ最終回「世界をめぐる少年」より)
ロスト・メモリーズ最終回で主人公のラルスが吸血鬼の少女のカトラに対して言ったプロポーズの台詞。出会ってすぐに惹かれあった二人は、結婚して数十年経った今でもおしどり夫婦。ここから一年後には娘のセリドが生まれます。
「怖かったでしょう?さっ、お家に帰りましょうね。」 byカトラ
(ロスト・メモリーズⅡ第11話「本当の自分」より)
物語のラスボスであるレクスを倒し、連れ去られたカトラを主人公のセリド達が救出した時にカトラが言った台詞。第11話はこの台詞で締め括られている。涙を流す娘のセリドを抱いて「お家に帰りましょうね」と言うカトラの姿は完全に母親としての姿そのままだった。
「たとえ前世が妖怪でも!!私は兄様の妹よ!!」 by玲子
(大正百鬼夜行第6話「冷たき子(後編)」より)
主人公秀次の妹で、美子の別人格である玲子の前世が妖怪の雪女だと判明し、雪女としての姉である雫に兄を人質に取られてしまった美子と玲子が意を決して兄を助けに行ったシーンでの台詞。雫が「私を倒したとしても、兄はあなたを妹だと認めてくれるのか?」という問いに対しての答えがこの台詞である。新たに人間として生まれた命、たとえ妖怪だとしても兄妹であることには変わりは無いという意味が込められている。