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「ずっと好きだったあなたへ」投稿

とある自主企画用に短編を書き下ろしました。

単独ページ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894230288

短編集「芽」ページ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885295771/episodes/1177354054894226037

内容はというと、いまは亡き「あなた」への想いを綴った書簡体小説になります。

ただ、そこはひねくれ者のわたしのことです。ただのしっとりした話を書くはずもなく、あえて違和感が残るような叙述を心がけました。

この辺、もうちょっと段取りを踏んでわかりやすく書く手もあったのでしょう。書き手としてもその方が楽です。
ただ、題材的にそうするととたんに陳腐化してしまう気がしたのですよね。この辺は実際に読んでもらうと想像がつくと思います。

そうか、ならしょうがないなとあらかじめ予定していた段取りを削り、ニュアンスが伝わるぎりぎりのラインを目指したのがこの話です。おかげで文字数のわりに時間を食ってます。

いつものことじゃないかと言われればその通りなんですけど、こうでもしないと勝負にならない気がしてしまいます。
これはおそらくよくない思い込みで、やろうと思えばもうちょっと生産性がある書き方ができるのでしょう。「完璧な陰影の1セントコイン」を求めるべきではないのです。
ただ、やっぱり今回は題材的に難しかったという判断です。

なんにせよ、今年に入って最初の作品です。これを皮切りに、たまってる構想を形にしていきたいものです。
計画性を持って、粛々と、自動車を組み立てるように、システマチックな執筆スタイルを確立したいものです。
今回のように企画のお題をちゃんと読んでなくて参加できなくなるなんてことは二度とないようにしないといけません。

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