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自主企画<テーマ短編コンテスト「これよりさき怪物領域」>総括

総括なんてできないねえ。

突然の原辰徳ですみません。腹は立ってません。本当です。何となく言ってみたかったんです。

それにしても、まさか参加作ゼロのまま終わるとは思いませんでした。いざってときは自作をエントリーして最優秀作とする自作自演オチを考えていたのですが(笑)、参加候補作として用意してたものが間に合わずこのような結果になりました。

冗談はともかく、何がまずかったんでしょうね。テーマが難しすぎたんでしょうか。それとも、コンテストという形式に問題が? 

元々、自分の趣味に合う作品を探すために立ち上げた企画です。個人の「怪物」ではなく、より普遍的な概念、「怪物領域」を描いた作品が見たかったんですよね。その一線を越えると人間じゃなくなってしまう何か。それを各々の解釈で描いたものが。

と言ったところで、果たしてどれだけ正確に伝わるんでしょうね。もっとうまいこと表現できればいいんですが、現状ではやはり「これよりさき怪物領域」以上の表現が見つかりません。

次の企画は何かしら今回の反省を生かしたものにしたいなあ、と思っています。いろいろ考えてるんですが、このテーマはひとまず諦めることになりそうです。

2件のコメント

  • こんにちは ナガワカです。
    この企画が気になっていただけに、投稿数0という結果が残念でなりません。

    「これよりさき怪物領域」のテーマを各自考えて作品を作るのかと思ったのですが、近況ノートの質問コーナーを拝見しているうちに「もしかして、事前にテーマと同じタイトルの本を読まなければ投稿できないのではないか」と思ったのです。


     だからワタクシ、待っていました。
     マーガレット・ミラー著の本は読んだことはないけれど、文体を模倣した作品や空気感がそれらしい作品を読んでみたいと期待していたのですが…。



     難しかったのでしょうか。
  • コメントありがとうございます。

    ありゃー、そうとられるとは思いませんでした。もちろんミラーは好きな作家なのですが、オマージュとかパスティーシュめいたものを期待するつもりはありませんでした。そもそも『これよりさき怪物領域』なんてとうに在庫切れになってますから(笑)。わたしも図書館で借りて読んだくらいです。

    ミラーは最近は少しずつ復刊や未訳長編の翻訳がはじまってたりするので、機会があればぜひお読みください(隙あらば布教)。トリックが古びてる部分はありますが、現代にも通用する視点を持った作家です。

    企画は失敗でしたが、注目してくださった方がいたというだけでも救われます。ありがとうございました。
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