無事、企画期間が終了しました。カク方、ヨム方とも参加してくださった皆様には改めてお礼申し上げます。
前回の企画「映像化できるものならしてみろ!アンチメディアミックス祭!」の反省から、あらかじめ期間延長の可能性をお断りしていたのですが、思ったより余裕があって最初に設定した期間で終了という運びになりました。
参加数が思ったほど伸びなかった、という事情もありますね(笑)読み合い推奨のルールを外したせいでしょうか。文字数の上限を引き上げたので、参加者の負担になると思って取りやめたのですが。あるいは、前企画からあまり間を置かずに開催したせいかもしれません。このあたりは今後、参考にしなければなりませんね。
さて、前回同様、参加作はすべて読ませていただきました。参加ルールを守っていないものはその限りではないですが、読んだものには基本的に「応援する」という形で足跡を残しています。
全体の感想ですが、端から映像化など眼中にないシュール系、ミステリ系が数を減らした一方で、映像化したくてもできないだろうなという屈託……というと変かもしれませんが、そうした割り切りのもと突き抜けた作品が増えたかなと。シナリオ形式に近いものもありました。これは前回になかった傾向で、おもしろかったです。同じ趣旨で募集しても条件や時期がちょっと違うだけでまったく別の作品が投じられるものなんだな、と。企画が終了してもページは残りますから、気になった作品があればぜひ読みに行ってみてください。
今後の企画ですが、また近いうちに何か立ち上げたいと思っています。ちょっと変則的なものも考えているのですが、それが具体的な形になるまではこれまで同様アンソロジー的な縛りを設けた作品募集になるかな、と。次はもうちょっと感想、レビューの投稿率を上げたいです……ただ読めばいいってものでもないですからね。