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【作品紹介】雨 杜和さん作『貴妃の男、あるいは緩慢な死』(完結)と秋田健次郎さん作『読書日記(時々スコップレポート)』に追記

雨 杜和(あめ とわ)さん作の中華恋愛ファンタジー『貴妃の男、あるいは緩慢な死』(カクヨムコン10応募作品)が昨日2月1日に完結しました。

完結を踏まえて私の感想・作品紹介エッセイ『迷える子羊の読書録』での紹介記事にも追記しました。ネタバレですので、最後まで作品をお読みになってから追記もご覧になっていただけると嬉しいです。

作品URL:https://kakuyomu.jp/works/16818093077013560052

紹介記事:
https://kakuyomu.jp/works/16818093085464641449/episodes/16818093091038870532

ここではネタバレできないので、ちょっとだけ書かせていただきますと、とにかく最後まで描写が美しく情緒的です! ボキャ貧で上手く描写できなくてすみません。

粗筋だけ紹介させていただきます:
主人公の淑華(シューホア)は、20年前に大陸を統一した朱棣林(シュ・ディリン)の序列第2位の貴妃で、皇后亡き今は後宮で1番地位の高い妃である。今も35歳の年齢なりの美しさを保っている彼女は、可憐な少女だった若かりし頃、帝の寵妃であった。だが今は夜伽が途切れて久しく、帝の寵愛を争う後宮の諍いから距離を置くことができている。皇后没後半年、淑華は皇后の仕事である後宮の差配を任されたが、それは帝から女としての興味を最早持たれていないことを意味する。彼女が初めて監督する秋の定例宴では、皇后没後に流刑地から戻って来た美貌の第二皇子朱威龍(ウェイロン)が招待されることになった。18年前、彼の実母の貴妃は皇后の実子である皇太子毒殺未遂を企てたとして死罪を賜り、彼は連座で流刑に処された。久しぶりに都に戻って来た彼は母の無罪を証明することを心に誓い、後宮の資料を読める立場にある淑華に協力を仰ぐことになった。その過程でいつしか10歳の年齢差を乗り越えて2人の距離は縮まっていく。淑華はそれが彼の策略と思いつつも彼を愛するようになっていく。

私のまとめた粗筋では、上手く作品の魅力を伝えきれないと思うのですが、とにかく情緒に訴える美しい描写が多く、恋愛面では切ない感情を掻き立てるとともに、胸をキュンとさせる場面も多いです。
未読の方にもお勧めします!

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それからもう1つ、秋田健次郎さんの『読書日記(時々スコップレポート)』紹介記事にも追記しています。

作品URL:https://kakuyomu.jp/works/16817330668807593253

紹介記事:
https://kakuyomu.jp/works/16818093085464641449/episodes/16818093086270199221

秋田さんは、『ずんだもんのざっくり小説紹介』というYouTubeチャンネルも運営していて、そこでも『読書日記』のように簡潔で分かりやすい小説紹介をしています。

『ずんだもんのざっくり小説紹介』
https://www.youtube.com/@zundamon_bookreview

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私のカクヨムコン10長編部門の応募作『傀儡妃は幼馴染の王太子をひたすら愛する』は、今日から第4章に突入、失踪したヒロイン・パトリツィアの行方を追っていきます。カクヨムコン10終了後も続いていきますので、その後も引き続きよろしくお願いします。

【カクヨムコン10応募作品】
長編『傀儡妃は幼馴染の王太子をひたすら愛する』
https://kakuyomu.jp/works/16818093082545600224

短編『アレは毎日するものだ』
https://kakuyomu.jp/works/16818093091752310432

2件のコメント

  • か、感激です。
    作品をご紹介してくださって、本当にありがとうございます。嬉し過ぎます。

    それからエッセイのほうも、これから読みに行きますね。
    ありがとうございます!!
  • 雨 杜和様
    コメントありがとうございます。
    最終話のコメントでほとんど言いたいことは書いてしまいましたが、紹介記事の追記では少し書き直して付け足したこともあります。読みにいってくださるとのことで恐縮です。
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