充電という名のだらだら期間。主にゲームのため。ダークソウル3超面白いよ!
怠惰といわれればそれまでですが、ちょっとだけでもいいから毎日なにかしら書くべき、みたいなもっともらしい意見は個人的に嫌いです。書く気にならないなら怠けりゃいいじゃんっていう。まぁ趣味のレベルだからそういうこと言えるんですけどね……。
そんなわけで、頭の中でプロット練りながら読むのも書くのも中断してます。ゲームが一段落ついたら読ませていただく予定。あと読者選考期間内にフォローした小説のレビュー書くつもりだったんですが怠けててほんとすみませんでした……。
メモ用に、今のところ考えてる新しい小説の案を列挙しときます。
1.現代ドラマ:喋るヤモリと若手社会人の話。
仕事に慣れてきて慢性五月病に襲われる主人公。ある日、帰宅するとかすかな声が聞こえてくる。それはなんと部屋に住み着いていたヤモリの声だった。遥か昔に大罪を犯し、転生させられた人間なのだという。
食物連鎖の下層から順を追うように幾度となく生まれ直し、死に続けることで贖罪しているらしい(現)ヤモリ。もはや人間であったときの記憶も薄れている彼は、人間が忘れてしまった単純で本質的な哲学を語り、人間社会に疲弊していた主人公を少しずつ変えていく。
2.現代ドラマ:記憶喪失の妹と兄の話。タイトル「記憶・ミューティレイション」
妹が全生活史健忘を患った。その知らせは兄であるところの主人公を苛立たせるだけだった。
人格とは、生まれ持った性質と、経験で育まれた記憶から形成される。ならば、記憶を失った人間とは、いったい何者なのだろう。
殊勝な性格になった妹は、かつては傲慢で我侭な子供のはずだった。少なくとも、主人公の知る限りでは。しかし彼女と失われていた記憶を辿るにつれ、隠されていたもの、知らず目を逸らしてきたものが明らかになっていく。
記憶と人格、アイデンティティの物語。
3.現代ドラマ:家庭を失った親と、かつて子だった少年の交流。
十数年前に離婚をして孤独な暮らしをしていた主人公の下に、以前の伴侶が事故で長期の入院をすることになったとの一報が入った。義父、義母だった老夫婦に乞われ、自分の血が流れている子供を預かることになる。
両手で抱えられるほどの子供は、立派な青年になっていた。
家族ではない親子は、失われた家族の絆をいたずらに蘇らせないために、穏やかで順調な日々を過ごした。乾いて罅割れた心から溢れる渇望の熱を、忘れようとするように。
時を経ても変わらない愛情と、報われる感情の話。
4.ファンタジー:堕ちた竜の神話
人が神と呼び、上位者と呼び、創造主と呼んだ者達。世界の最も高次元に住む彼らの中に、一つの異端、最も弱き者があった。彼は他の者達に世界を追われ、下位の次元へと身を投げる。
次元が落ちるにつれて身体に枷がはめられ、ただの概念でしかなかったそれは確かな肉体を得た。それは強靭な四肢、硬き鱗、逞しき尾、鋭い牙と爪、大きな双翼の形をしていた。
天を裂き、雲を割り、光に抱かれて、神は地上に堕ちる。その日、その時、その瞬間、人間達は落ちた竜の神話が始まったことを知った。
5.ファンタジー:魔の領域に沈んだ世界を切り拓く剣の話
かつて、突如として現われた魔族との戦いで世界の大半は魔界に侵食された。それから数世紀が経ち、人間達は魔界の残滓として残された魔の領域と共生関係を築き上げていた。
魔を討ち、世界を切り拓こうという気概に満ちていた戦士の姿は失せて久しい。残ったのは魔の領域に残された生物や資源を糧に、豊かな生活を送ることしか考えなくなった家畜にも等しい冒険者達。
だがその中に、わずかながら大戦の名残を身に宿した者達がいた。一様に《切り拓く剣》のモチーフを持ち、ただその身一つに一騎当千の力を持つ彼らを、人は畏怖を込めて《開拓者》と呼んだ。
6.ファンタジー:魔王は、生贄に捧げられた少女と旅に出ることに決めた
小さな孤島で惰眠を貪っていた魔王は、生贄に少女が捧げられたことに気づいた。幾度となく差し向けられた討伐隊を悉く殲滅し、しかし決して動くことなく独りで眠っていた魔王にとって、それは青天の霹靂だった。
結局生贄の少女は十数年ぶりの討伐隊に生餌として利用されていただけの哀れな子だったのだが、魔王は彼女に異質なものとわずかな郷愁を感じる。
そして魔王は自らを剣に封じ込め、少女に、魔剣を手にして旅をせよと命じた。
やがて小魔王として名を馳せることになる亡国の姫の英雄譚。タイトル『小魔王に祈りを』。
ほとんどプロットどまりだし本当に書くかは知らない。
小説はプロットを作った時点で駄作かどうか既に決まっている、なんて言いますしね。書き始める前に、もうちょっと煮詰めていきたい感じです。
面白い小説書いて、あと評価されたいなぁ(本音