作中の1935年グランエプルーヴを戦うマシンの開発エピソードに出て来る個人名、法人名の数々。
それはWW2後の日本国が起こした奇跡の立役者たちの名でもあります。
一読して思うのです。
「こんな奇跡が立て続けに起きるなんて小説にもない」
「こんな奇跡を起こした国が30年も足踏みすれば、プロアマ問わず架空戦記や転生ものが流行るのは当然」
だと。
事実は小説よりも奇なり。
そして。
さすがにレース時代劇のマシン開発エピソードには出てきませんが、戦後の農機メーカーが起こした奇跡は……クボタやイセキ、ヤンマーといった企業の社史は……。
私もアマチュアながら架空戦記作家です。かなりの作品数を読んだつもりですが。
いわゆる「リアル路線架空戦記」で農機メーカーの社史より面白いものは思い当たりません。
たぶんいかなるプロ作家にも「読者や編集者が納得する形では」書けないだろうと思います。
とは言っても。
「史実ではこれ以上の奇跡が立て続けに起きたのだから」と作中で私が描ける架空の技術アプローチには限界があります。
「そりゃ無理だ」「無理を面白く描くには作者の力量が及んでない」と思われた方は感想欄にご指摘ください。
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