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完結作品:「バニーガールとメイドの小さな晩餐会」 解説【本編読了推奨】

うぅ……、うぅ……、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」終わっちゃったよぉ……。
本当に良い作品でした。久しぶりに井上敏樹先生のハチャメチャに暴れ野郎な内容を見れて良かったです。

それはそれとして、本日は完結した「バニーガールとメイドの小さな晩餐会【以下:バニメイ】」の解説や二人のキャラ説明、裏話に入ります。
長めなので、おまけ程度で見てくれると恐縮です。

※今回の近況ノートは「バニメイ」のネタバレが多く含まれています。
 まだ読んでいない方は読了してからを推奨します。

本編

https://kakuyomu.jp/works/16817330648117680824




・世界
「本編を読めばお察しの通りで、これは地球とは違う言わば多次元に存在する別次元の世界。
 そんな世界とそこに住む人々、その中でも一部のみが世界を行き来できる事を知っているのだ。
 バニーは元々、聖女の生まれなので別の世界を行き来できる方法を知っており、それを利用して何度も世界を行き来していた。
 バニーとアイリがいる世界は比較的アイリのいた世界に常識は近い方で、観光街として栄えているが殺人や犯罪が起きやすいので危険は伴う。
 アイリの体感曰く「体が軽く感じる」という感覚から、重力は地球よりも弱め。そのため、バニーの移動時のスピードや跳躍力が上がっている。

 【補足:アイリの住んでいた世界は、我々の住んでいる地球にとても良く似ており歴史も殆どそのままだが、物語から生れ落ちた人々『物語末裔』が古今東西に存在するなど異なっている為、派生された別世界となっている】」

・メインキャラクター

■アイリ【真砂 藍萊(まなご あいり)】 性別:男 年齢:13歳 身長:140㎝
「本作主人公、ホテルで住み込みで働いている女装メイド。
 外国人の母とのハーフであるため肌が白く赤眼、背中まである黒髪ロングで見た目は女の子にしか見えない。
 本来はボーイとして面接に来たのだが採用される一歩手前で「人数が足りてしまった」と言われ、住む場所もまだ確保できてなかった為、仕方なくメイドになることにした。
 80~89階層のメイドチームに所属しており、主にベッドシーツや枕の設置や片づけ、メイドたちの洗濯物の回収や配達を担当している。
 気弱で泣き虫であるが、優しく他人を優先しやすいところがある。
 「背が低くて、何より男で仕事も未熟だから」という理由で、仕事仲間からは嫌われていると思っているが、そんなことはなく寧ろ周りから心配されておりながらも好かれており、マスコット兼アイドル的存在として本人の知らないところで人気が高く、ファンクラブがある程。
 バニーとのデートに誘われ、彼女に好意を抱くが『自分なんか釣り合わない』と諦めている為、友達になることを望むがそれでも好意は消えず、エスコートをしようと率先したり彼女を守ろうとする。
 実はむっつりスケベの気があり、そういう話をされると慌てて否定する。

 その正体は、『陸(6)代目 安珍・清姫伝説物語末裔』。
 祖母が『肆(4)代目 安珍・清姫伝説物語末裔』であり、祖父は普通の人間。
 そして父が『伍(5)代目 安珍・清姫伝説物語末裔』、母は人間でフランス人。

 元は日本の田舎に住んでおり、その性格故に友達はおらずイジメられていたが一人だけ仲良くしてくれていた女の子がいた。
 しかし、その子は罰ゲームで仲良くしていたことが発覚し、それを知ったアイリは無意識下で初めて清姫伝説の力を発動し、彼女の左耳を切り落とした。
 その際、祖母に静止され殺人未遂で終わる。
 それがトラウマになったアイリは家の中に籠るようになるが数日経ち、祖母が『修行に出ろ』とアイリをこの世界へと送りこんだ。
 祖父と母が人間であるため清姫伝説の力は弱まっており、使いこなせていない今の段階では体の一部や血を蛇に変態されるのが精一杯となっている。
 が、歴代では思いつかなかった技を披露するなど意外性に皆からは一目置かれている」

■バニー【ヴィージアリア・ブレイズ】 性別:女 年齢:132歳 身長:175㎝
「本作ヒロイン。
 見た目年齢20歳。吸血鬼が経営するバニーガールバーで働く陽気な女性。
 脹脛まで伸びた白髪、異常なまでの身体能力を有し、いつも明るく言動がおかしい。
 アイリをデートに誘った張本人であり、お肉が大好き。
 色んな人と気軽に話せるが、男性と付き合ったことは一度もなく実は処女。
 バニーガールをやっているのは、「一度やってみたい可愛い格好だったから」。
 店では売り上げ一位であり、病んだ他のバニーガールを慰めたりと人柄も良い。
 アイリの前ではカッコいいお姉さんであろうとするが、彼の優しさに徐々に惚れて込み、最終的に初恋を経験することとなる。
 
 その正体は、鬼の力を持って生まれた聖女。
 数百年に一度、聖女が生まれるという言い伝えのもとその時間、日にちに奇跡的に生まれた子であるが鬼の力も持って生まれてしまった為、気性が少々荒く、力が異常なまでに強い。
 そのため、多くの人から監視され親からも厳しいしつけをされ生きてきたが、ついに我慢の限界に達した結果、二人を殺害。
 それからは名前を捨て、何度も名前を改名しながらも逃避行の日々を送り、その先々で人を殺したり、食べたりしていた。
 人は食べなくても大丈夫だが、触感がたまらないから好みだそう。
 自らが生み出すスピードの段階に「高速」→「音速」→「光速」と名前を付けており、聖女時代に何度も神へ祈りを捧げさせられたからと神の存在を嫌い、「神速」という言葉だけは使用しない様に心がけている。
 偉い家の出であるため、マナーはそれなりに知っているが料理はアイリの為に勉強中」

・その他解説

■安珍・清姫伝説物語末裔の持つ能力特性
「劇中でも明言された通り、『安珍・清姫伝説物』の能力は、愛する者への殺害特攻にある。
 相手が好きな人であればある程、スピードは速くなり、力を増す追撃系を得意としている。
 『炎の無条件使用』というものもあり、体を蛇に変化させ口から炎を吐き相手を燃やすことができる。
 アイリの場合は、相手の体に流し込んで破裂させるという何気にえげつないことをしていた。

 父も祖母も清姫伝説を継承しており、アイリを含めこの三人は全員見た目が全く同じ。

 祖母  髪の色:白 目の色:黄
 父   髪の色:黒 目の色:黄
 アイリ 髪の色:黒 目の色:赤

 身長も見た目も髪型も一緒なので解りやすく言うと、ゲームの2P、3Pカラーをイメージして頂ければわかりやすいかもしれない。
 祖母はロリババア、父は合法ショタとなる」

■アイリの元ネタキャラ3選
「アイリを考える際、見本になった三キャラがいます。

 戦姫絶唱シンフォギアGX~XV:エルフナイン
 仮面ライダーアギト:津上翔一
 まちカドまぞく:吉田優子【シャミ子】

 気弱ながらもひたむきに頑張る様子はエルフナインをベースにしていて、キャラのノリやイメージ、辺りに与える雰囲気をシャミ子、そして性格の土台を翔一君で固めています。
 エルフナインみたいな性格をした少年キャラが、お姉さんと絡んでたら最高なんですけどねぇ……。
 もしこれが仮面ライダーだったら、アイリの腰にベルトを巻いて変身させて、バニーは味方の怪人として登場させるよ」

■初期設定では和風の予定だった。
「元は『蛇鬼は笑ふ【じゃきはわらう】』というタイトル。
 現代日本をベースに、清姫の一族に捕らえられた鬼のお姉さんが中学二年生の無表情見た目女の子少年の監視と世話を命じられるというダークファンタジーでした。
 鬼がお姉さんで清姫が少年という点はそのままですが、お姉さんの方はバニーよりは少し性格が暗め、少年の方はアイリよりも無表情となっている陰湿系おねショタ。
 しかして、少年は感情表現が苦手なだけでお姉さんのことを一目見て『綺麗な人』と思っており、無表情でお菓子を渡したり、布団を敷いてあげたりなど惚れております」

こんなところです、まぁこの後の話とかキャラクターとか他に沢山あるんですが、他にも書きたいのがあるので今回はここまでですね。
明るい感じに書きたかったので、きらら作品とかを参考にしました。
次回作もお楽しみに~。

バニメイ執筆中にお世話になった曲三選。
・俺こそオンリーワン/MORISAKI WIN
・INTERNET OVERDOSE/KOTOKO&Aiobahn
・阿修羅姫/ALI PROJECT

 ドンブラザーズ、縁をありがとう。

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