タチマチP

何事もない日常も、ちょっとした思想で面白く見えるというのが伝わる感じがしました。

人が人を好きになるというのを、単純なるものではなく、何故この経緯を経たのか、どうしてそのような感情を抱くようになったのかという流れが少しずつ展開されていきます。

短編でありながらも物語の密度は濃く、そしてそのオチがとても心地が良いです。

内容としては典型さがありますが、面白さが生まれるようなストーリーで、気軽に閲覧できます。
句点、読点などを丁寧につけていただけたら、プロのそれになれそうです。

世界観設定から既に面白さがにじみ出ています。
異例の戦いを戦術的に描きつつ、戦いの目的を
より丁寧に描いていると思われます。