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ファジーネーブルって甘酸っぱいよね、飲まんけど。

暑いですね。
どーも、ソースケです。

『才能の無い僕らは』と短編『ファジー・ネーブル』を公開しました。
短編の話。
正直、もう少し削れるなと思ったんですが、これくらいでいいかなと思います。
自分で読み返して割りと納得しました。
この『ファジー・ネーブル』は、『才能の無い僕らは』の初期設定エンディングを切り出したものです。
なので、舞台になってる大学も主人公の設定も同じです、多少は変更していますが。
なので、『先輩』というのは龍のことであり、『私』というのはまだ出てきていないキャラです。
言ってしまえば、この二人が結ばれると言うのは決定的している訳でw

更に、私には珍しくハッピーエンドです。
たまにはこういうのもアリかなと。
それと、タイトルがカクテルの話をいくつか書くつもりなので、コレクションも作りました。
話の内容は、できるだけそのカクテルの味に近い内容にするつもりです。
ファジー・ネーブルは甘酸っぱいので、付き合っていないが故のすれ違いという酸っぱさと、ハッピーエンドという甘さにしてみました。
最後の最後まで甘くなかった気がするけどw

ここで本編には出ない裏設定を少々。
『先輩』は大学を中退した後すぐに、専門学校で講師をしていた人の会社に就職します。
気に入られてスカウトされた感じですね。
優秀で少し独特なコードの組み方をするので、見出された形です。
会社を立てるのどうのというのは、その講師だった人の会社の子会社を作る手伝いをしていた形です。
その子会社で重役に据えられた頃、『私』の卒業式の日が来た感じですね。
『先輩』が小さく見えたのは、立ち上げたばかりの会社で色々と経験し、ちょうど自信を喪失していたときだったから。
その内、会社も軌道に乗り、自信を取り戻していく筈です。
数年後には子会社を完全に任さられ、ほぼ独立の状態になります。
それ以降の未来は考えていません、それなりに成功するんじゃないでしょうか。
『私』と音信不通だった期間、『先輩』は忙し過ぎて恋愛などは全く無縁でした。
会社の中でも仕事が早くて優秀だったため、女子社員から言い寄られてはいたようですが、本編にもある通り、自身に向けられる好意の目に対しては絶望的に無頓着なので、無意識レベルで女子社員を玉砕し尽くしたことでしょう。
そのくせ、『自分はモテない』と本気で宣うのだから始末に負えない。
ただ、社内恋愛で職場を掻き回す部類の人間ではなく、対人関係も良好なので講師をしていたCEOからは重宝されます。
その結果が後々子会社の重役から社長にまで抜擢される理由です。

次に『私』について。
卒業式の日に『先輩』と正式に婚約するのですが、既に企業から内定をもらっていたので、そのまま就職します。
『先輩』の両親からは『結婚はまだ早い』と言われた事もあり、婚約後に正式に付き合い始めた感じです。
就職後の部屋も既に抑えていた『私』は、結婚までは同棲しない事になり、就職先では結局4年働きます。
大きいプロジェクトのリーダーに指名されそうになった『私』は、このままでは結婚出来ないと思い、退社。
そのまま『先輩』の家に転がり込み同棲をと企んだのですが、『先輩』にはすぐに婚約届を書かされ、同棲ではなく新婚生活になります。
まぁ、結果オーライかと開き直り、そのまま専業主婦になるのですが、残念ながら『先輩』の方が料理が上手かったりしてショックを受けるのでした。

そんな後日談もあるのですが、まぁここで書いたからいいか。
なかなか長くなってしまった。
とりあえず、また短編が出来たらあげていきますので、よかったら読んで下さい。
明日は『玄冬記』の更新です、そちらもよろしくです。
では、また次回。

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