台風です、クソ雑魚ですが。
どーも、ソースケです。
『玄冬記』の最新話を更新しました。
蔡嘴とカルカノらの密会。
蔡嘴自身、カルカノを始めとする審議会メンバーと会うことが目的だと言っていました。
もちろん、会うだけが目的ではありません。
作中で言っている通り、王国を捨てるつもりがあるならば引き取るつもりです。
審議会メンバーが優秀であることは、隣国として長年付き合ってきた蔡嘴自身がよく理解しています。
その上で、アブトマットの暴走に嫌気が差しているのであれば、自国へ連れて帰ろうと思っていた訳です。
そして、蔡嘴はその先も考えていました。
仮に、審議会メンバーのほぼ全員が亡命を希望した場合、亡命成功後に亡命政府を共和国内に作らせ、アブトマットを排除。
その後、共和国の庇護下と言う形で王国の再建をさせ、事実上の属国にと考えていた訳です。
しかし、そうは上手く行きませんでした。
と言うより、正直なところ、そうならなくてよかったと蔡嘴自身が思っている。
王国を属国にした所で、国家の主従関係としてはパワーバランスが歪になる為、将来的に色々と厄介事が出てくると蔡嘴も思っていた筈ですからですね。
そういう意味で、王国が自力で立て直せるなら干渉しない方がいいと結論づけている訳です。
まぁ、何となく理解頂ければいいので、ここはあまり深くは書いていません。
さて、今月から『玄冬記』は週二回更新になりますので、次の更新は金曜です。
明日は『才能の無い僕らは』の第二話を更新します。
大学生のゆる~い生活を眺めて頂ければ。
では、また次回。