梅雨だというの久々の雨です。
どーも、ソースケです。
『玄冬記』の最新話を更新しました。
蔡嘴が来るという事で動揺する王国側。
会談を行うには最悪のタイミングとも言えますが、蔡嘴的には最高のタイミングなのでしょう。
作中に出てくる『旧時代の帝国』というのは、もちろんローマ帝国がモデルです。
いわゆる「パンとサーカス」ですね。
食べ物と娯楽を与えれば民衆は満足し、政治的盲目になるというもの。
ローマ帝国末期の場合、サーカスは剣闘士の試合ですが、時代によってはいわゆる公開処刑がそれをになっていた事もあります。
本編では後者を採用しました。
王位継承直後でも手軽に可能ですから。
剣闘士の試合となると、コロッセオのような闘技場の建設が必要になるので、そんなものを作っている暇はありません。
また『旧時代の帝国』とは、現共和国の前の国という設定です。
既にお分かりかと思いますが、共和国は中華のイメージで作っています。
リアルの世界とすり合わせると
共和国→中華、共和国と王国の間の紛争地帯→中東、王国→ヨーロッパ、というイメージ。
間の紛争地帯が文明の仕切り版の役割をしている感じです。
とは言っても現在は交易を結んでいるので、王国にも共和国出身者はいますし、逆も然りです。
むしろ、友好国とは言えない北隣と東隣との交易はほとんどありません。
王国は共和国との貿易でかなり儲けているのですが、共和国は王国から輸入したものを他国に売る事でそれ以上に儲けています。
共和国が専属エージェントの様な形ですね。
こういう話は作中に出すつもりがないのでここで書きました。
各国の経済状態などに軽く触れることはあっても、本編で深く掘り下げるつもりはないです。
そういう話ではないのでwww
さて、そろそろ二章の山場が見えてくる頃。
やはり山場を書くのは楽しいです。
今後の展開をお楽しみ!
では、また次回。