• 異世界ファンタジー
  • SF

最新話更新について。5/11

福岡でもまた緊急事態宣言です、はぁ……。
どーも、ソースケです。

『おまかね』の第2章、52話を更新しました。
上将軍の傍付きになったサリィンの話。
にしても、上将軍はユニークな人ですね。
と言うよりも、したたか。
人的資源、物的資源を残酷なまでに有効活用するタイプ。
戦場経験者の頂点であろう上将軍らしいですね。

さて、今回は上将軍と言うより、軍の話を書きたかった回です。
軍人という肩書を手に入れる方法を細かく書きました。
主なモデルは自衛隊です。
兵卒訓練課程は一般曹候補生、軍学校は防衛大学校、士官学校は幹部候補生学校がイメージですね。
軍学院のイメージは理化学研究所だったりします。
まぁ、イメージであって、現実のそれ通りの設定ではありません。
軍学院に関しては、着想は理化学研究所ですが、現実とは比べ物にならないくらいに管理され、王国政府や軍から様々な介入があります。
現に、軍事転用目的の研究は全て、中央司令部、と言うよりも上将軍直轄の扱いになっています。
一度所属したら、死ぬまで辞められない仕事です。
よく言えば終身雇用ですが、悪く言えば使い潰される訳で。
まぁ、人権などの理念が全く確立していないであろう世界なので可能な事ですね。
人の命の価値が平等ではない世界、奴隷制度がなくなっているだけ、文明としてはまだ進歩していると言えるかもしれません。

さて、なんの話だ?
そうそう、ガル達は上将軍の依頼で西部に侵入しました。
まずはスラムから調べるようですが、既にお気付きの方も多いでしょう。
西部の異変とは、主にグールの量産に必要な人肉の確保による、スラム人口の急激な減少です。
そして、暗黒種族の活動がにわかに活発になっているのも、恐らくツァンランのせいですね。
ガル達はその物証を掴めるのか。
ガルとツァンランの対峙はいつになるのか。
その辺が見所でしょう。
では、また次回。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する