なんか寒いですね。
どーも、ソースケです。
『おまかね』の第2章、31話を更新しました。
リオリート大尉、戦死。
惜しい人を失くしてしまいました。
まぁ、作者の私が言う事ではないですね。
今回の戦闘では、隠の戦闘能力を示すための話です。
その為に、リオリートには犠牲になってもらいました。
奇襲ならば、戦場経験者でも翻弄されるくらいの実力はあります。
奇襲とは、準備出来ていない状態の相手に対して虚を突く事で、正常な判断が行えない状態に陥らせ、その間に敵を圧倒する事が胆です。
今回のリオリート襲撃に関して、虚を突いたの突いたのですが、戦場経験のあるリオリートとその部下の練度はかなり高い。
現に、リオリートを守るためにすぐさま盾で円陣を組みました。
正常な判断は出来ています。
しかし、それでも圧倒された。
それだけ隠が強かった訳です。
まぁ、リオリート暗殺の為に準備を整えていたので当たり前と言えば当たり前ですが。
更に、隠にとっては森という地形の利がありました。
いわゆるゲリラ戦法ですね。
少数の手勢で大勢を相手にする為の策で、ベトナム戦争でアメリカ軍が苦しめられたのがこれ。
やられる側が大軍になればなる程、効果は大きるなりますが、リオリートは部隊単位で、人数もそれ程多くはありません。
更に、戦場経験のあるリオリートの部下達なので、練度もかなり高かった筈です。
それだけ、隠の方が上だったということでしょう。
29~30話で、ガル達の街を隠が襲撃しましたが撃退しています。
これは、隠の練度が低かったのではなく、ガル達の防衛体制が正解だったという話です。
奇襲は虚を突かなくては奇襲にはなりません。
隠が侵入しそうな場所に冒険者を中心とした部隊を巡回させていたので、隠は虚を突けなかった訳です。
虚を突けなければ、各個撃破されて終わり。
街への襲撃の失敗は、単なる多数対少数の構図を変えられなかった事にあります。
なんか長くなってしまった。
リオリートが暗殺され、次の標的は恐らくサリィンでしょう。
この局面をどう切り抜けるのか。
ガル達の活躍に期待です。
では、また次回。