すみません、私生活で色々あって活動報告遅れました。
ぐうたら剣姫行ex07、「親衛騎士、死地へ」前後編投稿いたしました。
まあ「平和になった」カラント王国のある日の物語です…………本編初台詞が「いや。無理。できるわけない」だったアリアーノお姉さまが本格的に登場。魂を燃やす対象を見つけて一気に元気を取り戻しました。
ちなみにこの姉殿下、本編にもある通り線の細い母親から生まれた本人も細いタイプで、第二妃となった母親を少女期に亡くし、国内の大貴族と結婚し相手のことを愛し子供も産んだのですが、飢饉と流行病で夫も子供も失って、完全に人生に絶望してしまっていました。
カルナリアのちょうど10歳年上で、本編開始時のカルナリアは人生でほんの２、３回しか会ったことはなくその人となりもよくわかっていません。
またその頃はカルナリアの「目」も解像度低いので、「文系、芸能系の才能はある」ということはわかっていましたがそれだけでした。
「目」がバージョンアップし帰国した後にあらためて面会し、「自分の欲望に向かって突き進むきわめて強い行動力」があることを見抜き、警戒していましたが、まさかこの方向で開花するとは。
ちなみに政治、軍事に関する能力は低いので、彼女がカラント王になれば王宮は豪華絢爛（美男子たちへの愛にあふれる）ではあるけど国全体は困窮して、それほど遠くないうちにまた反乱ということになっていたでしょう。
exシリーズは、現時点ではあと三作準備しています。本編でも最後まではっきり出てこなかったセルイの過去編と、名前だけで登場はしていない人物のエピソードがふたつ。その後に、本編の後の時代の、人の世に戻ってきたレンカを主人公にした長編を書こうとこちらも準備を進めています。
このところ少々忙しくて苦戦していますが、書きたいという欲求はまだまだ湧いてきていますので、これからです。今後ともよろしくお願いいたします。