• 異世界ファンタジー

「補遺集」2本目の投稿

「ぐうたら剣姫行 補遺集」の2本目、「「エリーレア冒険譚」の成立過程とカルナリア時代のカラント」を投稿いたしました。
今までと違って同一作品ではないので「第二話」というのは違うなと、こういう表現です。


「エリーレアの冒険」という文庫本の巻末についた解説、のような体裁です。読みづらかったら申し訳ないのですが、硬めの文章を心がけました。

「ぐうたら剣姫行」タランドン編と「エリーレアの冒険」両方を読んでくださった上で色々重ね合わせていただけるとよりお楽しみいただけると思います。

「ディルゲ、バンディル、ギリアの三人に最初期から名前がついている」のは、「剣姫行」第97話でも解説した通り、彼らと敵対していた忍び組織『台』が「フィンを賞賛する話を市中に流し、その中にやつらがいかに卑劣かということを混ぜこ」んだせいです。
「七忍」はお互いを番号のみで呼び合っていたのですが、レンカがフィンについてしまったのでその辺りの情報は筒抜けとなりました。
歴史の影に生きて光の当たるところには立たないはずの彼らの名前が、こんなかたちで後世に伝わるとは、当人たちも思ってもみなかったことでしょう。



今話は先に「小説家になろう」様に投稿したものですが、こちらカクヨム様に投稿するにあたって、あちこちの文章修正とは別に、最後のパートに大きな変更を加えました。二人だけじゃなくて三人目、それ以外もいるという……。
何がどうなってそうなるのかを、これからこの補遺集あるいは別な物語としてお見せしていきたいと思っております。

色々ありましてこれまでのような連続投稿とはいきませんが、どうぞおつきあいくださいますようお願いいたします。

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