カクヨムコン10、開催中ですね。
後述しますが、既作長編2作品、新作短編2作品、既作短編1作品応募中。
ただ、まあ……例によって埋没してます😗
ことしはあと数作、カクヨムネクスト賞狙いで短編を投入予定。
期間中に「閃盤のカレイドスコープ」を完結させて、ちょっとでも完結ブーストを得られたら……と思うのですが、厳しい手応えです。
🍜 謝意
今月もギフトありがとうございます。
ギフトには換金期限があるため、半年周期くらいで現金化させてもらっていますが、これはあくまで小説活動用の資金と線引きをし、生活費や遊興には用いていません。
いまのところ、参考書籍や故障した備品(マウス等)に充てさせてもらっています。
もちろん、収入としてきっちり確定申告しておりますよ!
https://kakuyomu.jp/info/entry/2024/12/11/120000メインの用途は、小説のカバーイラスト発注だと定めておりますが、依頼したいイラストレーター様が個人依頼不可でしたり、Skebのみでしたりで、そちらに充てられず難儀しています。
Skebは「リクエストサービスゆえに、細かい指定を要求する小説の表紙等は非推奨」と公式(設立者)が明言しており、「そういうの発注したいならSKIMAやココナラへどうぞ」と競合サービスを勧めているほどなのですが、依頼したい絵描きさんがそちらには登録しておらず……。
なにかと難しい状況です。
🍜 テレビドラマ「海に眠るダイヤモンド」
筆者の郷里、長崎市。
そこにある端島(通称・軍艦島)が舞台の連ドラ。
いやぁ……面白いです。
当時「黒いダイヤモンド」と称される石炭を採掘するために、沖合いの岩礁へ造られた人工島。
最盛期には人口密度世界一を誇るほどの鮨詰めの街で繰り広げられる史実とフィクションの人間模様。
妥協なく描かれる原爆、島内のキリシタンの立ち位置、台風被害、炭鉱火災。
「スタッフはどうやってTBSから予算ぶんどってるの?」という映像の濃さ。
主演が神木隆之介さんということもあって、「ゴジラ-1.0」に匹敵する絶望的な自然災害へ立ち向かいつつ、地球を消費して生きているという人間の業が地上波ドラマで撮られています。
いや本当、これどうやって予算確保しているんでしょうね……。
劇中ではややぼかされていましたが、葬儀に困っている島内のキリシタンに対し、禅宗の僧侶が「禅宗は全宗」と宗教の垣根を越えて火葬で弔った史実を、さだまさしさん演じる和尚が再現したシーンには号泣しました。
このドラマと当地の歴史を語ると長くなるのでここで終えますが、こうしたニッチなテーマの作品が世に出るのは大いに結構なことだと思う次第です。
かくいう当方も「とんこつTRINITY REVERSE!! -令和日本戦姫爛華-」という、同じ土地をテーマにした作品を投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330650860676446タイトルからして「ふざけてんのか?」と思われるかもしれませんが、ライトノベルを下敷きにしつつ、島原の乱、潜伏キリシタン、カクレキリシタン、クロ教の史実を織り込み、日露戦争、第二次世界大戦、原爆、長崎大水害……そして東日本大震災、日本周辺有事を真摯に盛り込んだ大活劇。
いつかどこかの企業に引っ掛かれば……と願いつつ、活動しています。
🍜 カクヨムコン10
10回目を機にイベント名を変更した同賞ですが、相変わらずの無法地帯と言いますか……。
とりあえずはカテゴリーエラーが問題視されていますね。
創作物のジャンル区分というものは筆者が決めるもので、カクヨム運営もここには強く言及できず、軽い注意喚起に留めています。
そもそもカテエラか否かの判断は、作者以外では「完結まで読み込んだ者」にしか行えません。
ここが厄介なんですね。
ゆえに「異世界冒険や異世界ライフの部門では生存厳しいからライト文芸部門に応募しよう」という人が出てくる。
「卑怯」か「攻略法」かも侃々諤々。
その線引きはカクヨム運営がしっかり読んで判断しないといけないのに、人員的にそれが不可能、だから読者選考やってる……という状況。
単純な解決策は「応募基準を厳格化して応募総数を減らし、読者選考を廃止する」でしょうけれど、先日「広告が減って苦しいからリワード減らすし広告も増やす」とアナウンスしたカクヨム側に、その策が取れるはずもなく。
「400字以上ならOK! 書きかけでもOK!」と声高に作品(=広告主への数字)を集めるカクヨム運営には同情すら湧きます。
競合しているネット小説大賞では、応募総数の増加に伴って受賞枠を増やしているのに対し、カクヨムはグッズの在庫を10個出してくるだけですからね……。
https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon10_15000cp「創作物を収集」という重責に、もっと誠実に向き合ってほしいものです。
過日のKADOKAWA不正アクセス騒動もあり、苦しい内情ではないかとは察しますが……。
🍜 カクヨムネクスト賞
そういうわけで当方が今回狙うのはカクヨムネクスト賞。
カクヨム内に設けられた、品質の高い小説を選りすぐった月額読み放題サービス。
今春に鳴り物入りで始まったものの、その戦果は……どうなんでしょうね?
海外資本の2隻目の黒船(1隻目は……お察しください)サービス「ネオページ」が、「契約作家」として多くの書き手を続々と法人契約(=商業デビュー)させています。
本来それをするべきだったカクヨムネクストの立ち場なし。
正直、慌ててカクヨムコンにカクヨムネクスト賞を捻じ込んできた印象です。
なぜなら、本気でWEB小説の裾野を広げるつもりならば、サービス開始時点で持ち込みの窓口を設けるべきだったからです。
「ランキングで売れてる作品だけ採用するよ」という殿様商売が、ネオページに後れを取った印象は否めません。
そこで当方、カクヨムネクスト賞に狙いを定めたわけです。
作品のクオリティーも当然ですが、恐らくカクヨム運営側には「これだけの新規作家を採用したよ」という数字が必要になってくると思うからです。
書籍化……紙の本を願う応募者が多勢であろう中、「デジタル配信でいいっすよ。商業実績と美麗なカバーイラストを得られれば」というスタンスでこの賞に挑むのは、まあまあ正答ではないかなぁと考える次第です。
……現況はこんな感じです。
ちょっと口が悪かったかな、という気がしないでもないですが、現状のカクヨム運営からは努力の足りなさを感じています。
人生を懸けて応募してくるウン万人、ウン万作に対応できているサービスかと言えば、首をかしげるのも道理で。
そういう当方も年末に向けて、カクヨムネクスト賞応募の短編を複数投稿しますので、どうぞよろしくお願いいたします。