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【お知らせ】「遊神来夏の怪異録 -私家版創作妖怪事典-」掲載取り下げ&カクヨムコン9短編賞部門応募

本日、短編連作「遊神来夏の怪異録 -私家版創作妖怪事典-」を非公開にさせていただきました。
全25話あったこちらから8話を抜粋し、「遊神来夏の怪異録」と改題して再構成。
12月1日に、カクヨムコン9の短編賞部門へと応募します。

お気に入りの作品ではありましたがPVは低迷の一途で、直近1カ月のPVが2ということもあり、これ以上のテコ入れも焼け石に水だろうという判断。
宣伝ツイや関連自主企画も行ってきましたが、恐らく「創作妖怪」というテーマが、「ぼくがかんかえたさいきょうのようかい」的に受け止められてしまっているのかなぁ……と。

ただ、ショートショート作品を来夏という狂言回しで繋ぐ構成は気に入っており、一花咲かせてやりたいという親心は強いです。
遊神来夏(ゆがみ・らいか)という名前もすごく気に入っていて、遊び人ではなく遊び神が、人間と怪異に中途半端に干渉しつつも仲を取り持つ……というキャラ付け。
名前の来夏は初めて宇宙へ行った犬、ライカ犬由来で、人間の業を含ませています。

「糸目令嬢」では病魔・ライカ、「噤みの錠」では弁護士・ピャロとしてスターシステムで登場しており、「とんリバ」の磯撫、悪喰、百々目鬼、六日見弧も把握している存在。
コミカライズ、映像化もしやすい作品だと思うので、そのチャンスがある短編賞へ向けて改稿頑張ります。

全25話中、一般受けしそうな順に8話を抜粋。
お気に入りの妖怪・朱猿童(しゅえんどう)は、パロディー色が強すぎるということで、今回は選外でした。
漫画「グラップラー刃牙」の末堂(すえどう)がモデルで、「オイオイオイ」「死ぬわあいつ」の後輩も登場。
さらに漫画「モンキーピーク」の安西さんが名前そのままで登場し、その上オチが藤子F先生のSF短編集ですからねぇ😅
それでも読まれなさすぎで、元ネタに対する指摘(ツッコミ)すらありませんでしたが。
(……だれか「とんトリ」の「殺し屋麺吉」ネタに気づいてくれぇ~!)

新宿御苑で脱糞を全国中継される少女妖怪「りちね」も内容的にアウト。
女性の便秘を解消する妖怪だったのに、薬品が充実したため、便秘じゃない女性を脱糞させないと自分が消えてしまうという、悲しくもすなおに同情しきれない妖怪。
当然除外です。

巨大サンショウウオの「悪喰」は、「とんリバ」のものと同一個体。
来夏が人間を餌として与えていたので、悪喰の巨大化&人間捕食の責任は来夏にあるのかもしれません。
しかし来夏は来夏で、「糸目令嬢」にてフィルルから全身バラバラに切り裂かれて(その世界では)消滅したので、来夏にしてみればフィルルへの仕返しであったかもしれません。

作中で一番好きな創作妖怪は、鏡の中に棲む左右左右面(そうそうめん)。
左右左右面が棲む鏡に映った時点で、魂は相手に奪われている。
倒すには、左右左右面がまねできない挙動を取ること。
鏡の外へ顔を出したり、鏡を割ったりすると自分が死亡。
覚(さとり)以上の厄介な妖怪です。
鏡の中の自分に、自分と違う挙動をさせるには……?
12月1日零時に改稿版を予約投稿済みですので、気になる方はぜひ!

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