• 異世界ファンタジー

薄明の魔法使い についてのもろもろ #1

なんとか無事に新作『薄明の魔法使い』の公開にこぎつけることができました!
いきなり読んでいただいて、感謝感激です。なんだか催促していたみたいで申し訳ないなと思いつつも、やっぱりすごく嬉しいです!

長丁場で冗長なうえに序章でもありますので、まったりとでもお付き合いいただければ幸いです。僥倖です。言ってしまうと、黒燿の剣士というチュートリアルボスを斃すためだけに三十六万字使ったんです。私は本当にアホです 笑。

それでもOKという心が宇宙よりも広いお方はどうか、エルスウェン(愛称はエルス)たちの行く末を見守ってあげてください。パーティのメンツも愛すべきヤツばかりです。特にフラウム。お前には筆が止まりそうになる度に助けられたよ……。

と、前置きが長くなりましたが、ちょっと作品についての説明(釈明)をさせていただきます。

Wizardryを下敷きにした、ということはさんざっぱら述べてきた通りでございます。玄室、いしのなか、タダの馬小屋など出てきます。言葉だけ借りたものだったり、こちらなりに意味を持たせて話の骨子にしたものなど、色々あるんですが。

この作品には、人族、森人族、小人族、地人族という四つの種族が出てきます。(魔族を入れれば五つか)

これはいわば、ヒューマン、エ○フ、ホ○ット、ド○ーフなんじゃないかというお話です。

大体、その通りでございます。ただ、書くにあたってそのまんまの言葉を使うのもどうなんだろう、と思いまして、それっぽい漢字をあてて、それぞれをモチーフとした種族ということにしてみました。

意図としては……元々の種族の名前を使ってしまうと、どうもその種族の元々の設定に厳格に書かないといけないのでは、という気がしてしまって。自分で名付けてオリジナルの種族という体にしてしまったほうが色々楽だったからです。(一番楽になったのは、字数を減らせたことです 笑)

え? エ○フのことを普通に森人って言うだろって? ……まあ、それはそうなんですけれども……。

でも文字数を減らせたし、綺麗に漢字でまとめられたのでヨシ! という感じで。どうかご理解のほどお願いします。

そんな感じで、他にもカタカナの表記みたいなのはある程度忌避しております。なぜカタカナを避けたか? それは作者の好みっていうのが一番大きいのかな?(あとはやっぱり字数)

モンスターとは言わずに魔物。あとは魔物各種も漢字で表記した結果、いやに分かりにくくなりました。(ふりがなを振る形式にするかどうかは、最後まで迷った)
ゴブ○ンは小鬼、コボ○トは犬鬼(これはWizリスペクトで)、オ○クは豚鬼……という具合です。ベンガルタイガーはさすがに名前からして出せるわけないので、迷宮虎としました 笑。

分かりにくくなった分、読者様の想像力にかなり頼らねばならない部分が多くなりましたが。そこもWizリスペクトということでどうにか許してください。みんなそれぞれ、自分だけの小鬼とか犬鬼の姿を思い浮かべてやってください。

一応設定そのものは、Wizに出てくる魔物を下敷きにして想定していますが。
読んでいて、当てられる漢字が「ちょっとそれは違うんじゃないの?」となる場合もあるかと思われます。
当てる漢字は作者の独断と偏見で選んでますので、どうかご了承ください。(実際、オ○ガは悪鬼なのか食人鬼なのかで迷いました。ゲームでは悪鬼で、ベニーさんの小説では食人鬼だったような……? で、後者を取りました)

と、長くなりましたがこのあたりで。また話したいことができたら、その都度近況ノートを書きたいなと思います。備忘録的な意味で。あるいは、私のWizの思い出とか?

最後に、★のお礼をさせていただきます!

淡路こじゅさん、ありがとうございました!

本読むゴブリンの続き、これから読みに行きます! トールキンに堪能な淡路さんに突っ込まれないように書かないといけないな、というのはひとつのモチベーションでした 笑。

ギルマンさん、ありがとうございました。

エイク君の女性に対する倫理観の低さというのは、確かにちょっと苦手ではありますが、物語が面白いので気にしていませんよ! どうかギルマンさんの思うまま、エイク君の生き様を描ききってください! そして、ギルマンさんの描く重厚な世界観は、新作を書く上で大きく刺激になりました、ありがとうございました。


琳堂 凛さん、ありがとうございました。

自主企画から押しかけて、龍幻記にいきなりハートを押しまくった上でコメントも書かず、申し訳ありません。
龍幻記、めちゃくちゃよかったんですが、私の脳みそでは気の利いた感想を一行も(マジで)書けず……通り魔(おい)みたいなことをしてしまいました。
なんていうか、本当にめちゃくちゃよかった! 以外に感想が出てこなくて……。バカで本当にすいません。
龍幻記の続き楽しみにしています! こういう骨太な和風ファンタジーを書く人まだまだいるんだなと衝撃を受けました。
と、こんなご本人が読まれるのかも分からない近況ノートで言う臆病さと無礼をどうかお許しください。

そういうわけで、新作についての近況ノートでございました。

天高く馬肥ゆる秋ということで。
どうか皆さまの九月が良い九月になりますように!

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