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#2 魔法

よるにとって魔法は必要のないもの。あったらあったで便利だったり、楽しいのかもしれない。でも、今の生活で不便なこと決して少なくはないけれど、魔法を欲しいと思ったことはない。

よるの書いた魔法から深い何かを伝えたいとかはない。無意味なただの言葉の羅列。多分読んでくださった人はわかる。
くだらない話だってよるですら思う。

光は柚月が好きで、魔法が欲しいという。よるは、あまり人を恋愛的に好きにならない。友達止まり。
例えば光が魔法を使えたとする。
彼がもし使ったとする。
きっと、後悔する。すぐに解いてしまう。よるはそう思う。
伝えることしかできない。
光はそういったけれど、よるが1番自分の気持ちを相手に分からせるに有効なのは、伝えることだと思う。

伝えることしか、と言ったけれど伝えることを、大切にしたいと思う。

よるには今気になっているかもな人がいる。お祭りに誘いたい。一言だ。どう?って誘えばいい。
でも、その一言は容易いものではない。光はすごいなあ。これからなんて言われるのか先のことを何個も無駄に予測して、こう言われたら、思われたら、どうしようってびくびくする。

好きな人を好きだと思うのは簡単だ。でも、口にはだしずらい。

光すげえ。
でも、柚月の好きより自分の方が大きいとかわからないのに比べちゃダメじゃない??

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