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カレル・チャペックの『ロボット』

読んだことのない人は、中公文庫でも青空文庫でもいいので、ぜひ読んでみてください。戯曲なのでわりにサッと読破できると思われます。そのタイトルもそうですが、いろんなロボットものの先駆け的な描写がたくさんあり、とても面白いですよ。まず人造人間としてのロボットと聖書をからめるところは、なんというかエヴァっぽいですし、ロボットと人間の境界があいまいになっていくところは、ディックっぽい印象を受けます。あと、物語のラストにはただただ圧巻。おすすめです。

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