どうも、いるか分からない読者の皆さん、こんにちは。Scandiumです。
『心の盲点』は、最初の「大切なものは〜本当に僕ですか?」の導入をある時バトルの無い小説を書きたいな〜と考えていた時期に考えついたことから始まった小説です。
作中における主人公、須藤佐衣は鬱病という設定です。実は私自身、2021年の11月頃から鬱病を患っており、それもあって「心に傷を負った主人公を助ける物語」を書きたいと前々から考えていました。
カクヨムコン8の長編部門に出すために書いた小説に余裕ができたので、短編にも挑戦すっか! と安易に考え、構想を練っていた『心の盲点』に着手しました。結果多忙を極めヒィヒィだったのはまた別のお話。
実は昔恋愛小説を書こうと思って挫折した経験があるので、改めて挑戦したということになりますね。
期日が残り10日という時点で着手したため、あまり内容は良いものにならなかったかもしれません。導入、結末、大まかな流れ、細かな流れと決めていったので、字数がパンパンになり色々雑になってしまった可能性があるのです。
※以下、心の盲点のネタバレを含みます。
ここからは物語の2つの裏話をしていきましょう。
まず恐らく衝撃的だったであろう結末ですが、ああいう結末にしたのは実は「主人公が死ぬ小説書きたいな〜」という単純な私の考え故です。しかし、あの結末は物語において1番と言っていいほど重要なシーンなので、適当に決めた結末ではないことをご理解ください。
次は佐衣と流子の性行為のシーンです。あのシーンの行為は愛を確かめ合うための行為であるため、エッチな雰囲気にならないように努力しました。
『心の盲点』は、1万字という少ない字数だからということもあり、様々な事柄が明記されていません。結果物語がトントン拍子と感じてしまった方もいるかもしれませんがご了承ください。
さて、私のあとがきにしては長くなりましたが、ここらで終わりにしましょうか。
では、また次回があれば。
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キャラクターの名前の由来
須藤佐衣:すどうさいを並び替えると「すうさいど」→「すーさいど」→「スーサイド」となり、スーサイド(suicide)とは英語で「自殺」のこと。
獅子髪流子:死神のもじり。下はデスノートの死神リュークから。