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開闢の原子 あとがき

どうも、いるか分からない読者の皆さん、こんにちは。Scandiumです。
さて、開闢の原子が完結しましたね。今回は開闢の原子のあとがきを書いていきたいと思います。近況ノートでやるものかは知りませんが。
さて、まず開闢の原子は『カクヨム甲子園2022ロングストーリー部門』に応募するために書いた作品になります。その際、2万字以内に完結できるストーリーって何かなーと考えた時、ふと呪術廻戦0巻が目に入ったんですよ。そこで私は、以前書いていた(公開はしていない)小説の前日譚にしよう!と考えつきました。そこからその小説にちゃんと繋がるように構成を考え、能力を考え名前を考え...なんだかんだ上手く繋げられたかなと(自分しか分からない話)。好評であればその続きの物語も書こうと思います。
以下はこの作品における裏話と、キャラクター名鑑です。尺で過去回想も入れられなかったので、キャラクターの過去もあります。






裏話


・初期設定では渉は起から元気を取り戻してた。短編なら主人公の成長を書いた方がいいという友人のアドバイスで自己嫌悪の要素が加わった。
・初期案では狩斗は転の最後で初登場した。ラスボスにしてはポッと出だったので起に出した。
・初期設定では海は登場せず、代わりに白髪で根暗な不良男子が出る予定だった。渉との絡みがかけなかったのと、海のキャラクターを早く書きたかったので出演。さらに言うなら渉のカップリングを決定しないため。
・初期設定では渉が角美と共に狩斗と戦う予定だった。自分でも「こりゃないわ」となり変更。
・初期設定では起の最初の渉が人助けするシーンは無かった。渉のキャラを立てるために加筆した。
・結で渉がコンビニを落とすシーンを書くとき、わざわざ建築構造とかその重量とかめちゃくちゃ調べた。
・作中で明言されていないが、原子は科学エネルギーにより大幅に身体能力が強化される。じゃなきゃ十数メートル落ちてピンピンしてたり時速100kmで走れる訳ないし。






キャラクター名鑑


九十九渉
年齢:15歳
能力:念動力を操る能力
容姿: 平均以上の身長、キリッとした眼差し、がっしりとした鼻や口からなる顔。髪は短く、スポーツ刈りと呼ばれる髪型をしている。がたいはあまり良くないががっしりしている。
名前の由来:原子番号74番の元素タングステンから、タングス『テン』→ten→十となり、『十』が入る苗字で九十九、タングステンの元素記号(W)から渉
その他:幼い頃から正義感に溢れ、真面目な生活を送ってきた。幼稚園の頃に喧嘩で泣いてしまった子を見て、人を傷つけるのは駄目だという信念を持つ。能力を自覚したのは3月17日の夕食後で、当時は「なんだか不思議な力を手に入れたぞ!」程度の認識だった。制御は効かなかったが、別にたまに勝手に発動する程度だったので特訓はせず、駅での事件に繋がった。両親にはとある大学の研究室からスカウトされたと言ってSELに来た(偽造の書類は銅板が作成)。
作者から:明るく元気な男の子だったらベタだし、根暗でもなんか違うなということであの性格になった。

工藤角美
年齢:17歳
能力:氷を操る能力
容姿: 金髪を背中まで垂らしている。渉より2cmほど低いぐらいの身長。イキイキとした目、小さい鼻、元気を体現したような美人。
名前の由来:原子番号48番の元素、カドミウムとその元素記号(Cd)
その他:東京在住。能力は始めから制御可能。能力を自覚したのは3月13日の朝食後。両親が共働きで1人で朝食を摂った後、頭皮にゾワゾワとした感覚が走り、鏡を見たところ茶髪が金髪になっていた。本能に動かされるままに能力を発動し、はしゃいでいた。呑気な性格ゆえそのまま学校に行き、大いに話題(問題)となった。放課後に公園で能力を使って遊んでいたところ銅板に発見され、流れるままにSELへ。両親には住み込みで大学の手伝いをすると言ってある(書類は以下略)。
作者から:初期設定では髪は肩までだったが海と被るのでロングにした。

倉野銅板
年齢:25歳
能力:空間をゴムのように操る能力
容姿:180弱の身長。黒く艶のある髪を整えている。暖かみのある目、メガネ。基本スーツか白衣。
名前の由来:原子番号29番の元素、銅とその元素記号(Cu)
その他:若くして一流の科学者となった天才。化学が専門だが物理も少し齧っている。能力を自覚したのは3月9日の夕食後。落下した隕石の調査に太平洋沿岸に来ており、夜に食べた魚がエネルギーを持っていた。すぐさま自分の研究所に戻り、仲間と色々話し合っているうちに国が能力についてを把握。たまたま親が国の関係者だった仲間を通じ、3月12日にSELの所長に任ぜられた。3月13日には角美を引き入れ、その後は隕石に含まれていたエネルギーの研究に没頭していた。作中の事件の後、元のSELの建物は放棄し、鹿児島県桜島に新たな研究所を設立。以来渉達と共に再び研究を行い、同時に国への対応も模索している。
作者から:1番影が薄い。ちゃんと戦闘シーン書きたかったけど尺の都合でだめだった。

荷尾美海
年齢:14歳
能力:土で生物に似た何かを作り出す能力
容姿:金髪のショートボブ。身長は低め。基本麦わら帽子を被っている。
名前の由来:原子番号41番の元素、ニオブの英語名(niobium)
その他:母親が海を孕った直後に父親が事故死。海が5歳の時に母親も病死し、それ以来母方の祖父に引き取られた。祖父が神主を務める神社の手伝いをしながら暮らしていた。被っている麦わら帽子は、母親が亡くなる直前、少し早めの入学祝いとして貰ったもの。3月24日の昼食後に苦しみ出し、心配した祖父が近づいたところ能力が暴発。祖父は怪我を負い、自らは神社の倉庫に引きこもった。自分を助けてくれた渉に感謝しており、その後は研究の手伝いをして生活している。作中唯一保護者に真実を話してSELに来た。
作者から:モデルは東方projectの洩矢諏訪子。作中唯一モデルがいる人物。

狩斗紫苑
年齢:28歳
能力:運動神経を極限まで高める能力
容姿:さらさらの白髪、色の薄い瞳。基本スーツだが大体皺だらけだったりネクタイがゆるゆるだったりだらしない。
名前の由来:原子番号20番の元素、カルシウム
その他:家が貧乏で、幼少期は貧しい生活を強いられていた。父親は3歳の頃に行方不明。6歳の頃に母親が重い病気にかかり、もうだめかという時に国家公務員の男に助けられた。それ以来この国は困っている人を助けてくれる国なんだと思うようになり、心酔。いつしかその愛国心は歪み、国のためなら人を困らせるどころか殺すことも厭わなくなっていた。気合いで国家公務員に若くして就任し、3月10日に能力に目覚め国の命で銅板の研究を手伝っていた。3月25日に国が能力を隠蔽することを決定し、特殊エネルギー殲滅部隊隊長に就任。渉達を全員殺した後は仲間の原子も殺し、自殺しようと考えていた。渉に敗れてからは桜島の新たなSELに拘束されている。
作者から:なんだかんだ好き。ちゃんと狂ってるところとか。戦い始めると口悪くなるところとかも。

新相健(にあいたける)
年齢:31歳
能力:物体を爆発する炎へと変える能力
容姿:髪を短く切っている。老け顔。
名前の由来:原子番号28番の元素、ニッケルとその元素記号(Ni)
その他:めんどくさがり。金払いが良かったのと断ったら殺されると直感したため特殊エネルギー殲滅部隊に所属。海に負けてからは新たなSELでこき使われている。
作者から:モデルではないけど呪術廻戦のミゲルポジ。次回作があったらなんだかんだ出てきそう。

承で銅板を襲った人
年齢:無し
能力:無し
容姿:グラサンスーツ
名前の由来:承で銅板を襲ったから
その他:「銅板1人ぐらい能力無くても殺せるやろ!」的な考えで送り込まれた。もう出番は無い。
作者から:銅板のとこでも言ったけど、本来銅板がバトルする時の相手。尺の都合で(ry





開闢の原子
https://kakuyomu.jp/works/16817139557151210058


作中で出てきた謎や、不明な点、疑問点等がある場合、ここのコメントに書いてもらえればこのノートを編集して解答します。



Q. 完結ということはこれから原子達が他能力者の為に活躍するようなお話はないのでしょうか?

A.いつになるかは分かりませんが、現在執筆中の長編が完結したら開闢の原子の続編を書こうと思っています。下手したら1、2年ほどかかるかもしれませんが。

コメント

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