ショートショートを書くにあたり、題材を決めるのですが、あまりネタが被らないように意識しています。
けれど、話数が増えていくにしたがって、「あの話でアレを使ったからしばらくはアレ系は避けて考えようかなぁ。」とだんだん使えるネタ幅が狭くなっていきます。
そんなことないですか?
例えば「この前、擬人化したから、しばらく擬人化させるのはよそう。」とか「文字系が続くなぁ、文字系はまた今度にしよう。」といった具合です。
文字系とかいう意味不明なワードを例えにしてしまったのは申し訳ないですが、つまりショートショートのネタを考える上で、得意分野が出てくる、ということです。
そして、僕は食べ物系を考えているときが、一番楽しいのです。
けれど、食べ物系が多くなると同じような話ばかりになってしまうので、食べ物系に走りたい欲求をグッと堪えて他のネタを考えるのです。
その結果、ネタストックには食べ物の名前がどんどん増えて、お腹が空いていくという寸法です。
夜のオヤツや夜食の食べすぎにはご注意を。