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ワヰルドハント段階の桜花君(再掲)

 ワヰルドハントでは青年期を迎えた桜花君が、座卓という組織の幹部・第一位として登場します。
 元々はその一位の座席に燈真君がいたんですが、「良い加減引退したい」と言って勇退。桜花君が満場一致で引き継いだ形になります。
 供に稲尾垂氷(従兄弟)、大瀧雷疾(親友)を引き連れ、責任ある立場に若くして着任。

 実際彼は稲尾家の35代目でもあり、家柄・血筋・実力共に文句のない逸材なので、作者的にも問題なし、と判断。もちろん中には若造の成り上がり、とやっかむやつもいそうですが、桜花君はそれを力で黙らせるだけの実力が既にあり、八十歳台にして八尾というトンデモ妖怪。
 おまけに稲尾家で最も慈悲深く、最も厳しい柊にずっと鍛えられているので術も体術も化け物レベル。戦闘力的には、ラスボス勢を除き、味方の中では文句なしの最強です(引退組の燈真君たちは別です。彼らを入れるとややこしくなるので)。

 妹・椛子にデレデレのお兄ちゃんでもあり、シスコン。これには天使のように優しい垂氷君も呆れ切るほどです。

2件のコメント

  •  やっぱり稲尾の血筋って強いというか、常闇系統の妖怪たちって強さに特化した個体が多いんだなと思いました。
     あるいは桜花君も、何かピンチを受けて覚醒したクチなんですかね。
  •  常闇世界の妖怪は本当に戦闘力高いです。少年漫画的な側面がある世界だからというのが理由づけの一つですが、私自身が「妖怪は怖くて強い」とずーっと思ってたんで、それが出てると思います。特に「鬼と狐と龍は絶対敵に回しちゃだめ」と思ってます。
     桜花君自身は具体的なエピソードは考えていませんが、ワヰルドハントの世界では何かあったんだろうな、と思います。
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