最終更新しかログに残らないみたいなので曖昧ですが、4月14日か15日にプロローグを上げてます。それからはや1ヶ月。
徐々にフォロー、応援、評価など頂いて嬉しい限りです。
火曜は無理かもとか言ってましたが、実際最初の週を除いて連日投稿してますね!意外とやれるもんだ。
1章の佳境は1節分が短ったので、1日2節投稿なんてことも何度かあったのですが、2章に入ってから今度は1節がものすごく長い。1章の短いところで1500字くらいだったのが、2章しょっぱなの24節で15500字である。わーお。さすがに分けざるを得ない。結局2つに分けてますけど、それでも6000と9000弱だものな……。2章に入ってから節立てがややこしくなっているのはそういうわけなのです。本当に申し訳ない。
それに26節なんか、もともとは25節にくっついてたのです。どこで節を区切るか、あるいは分割するか、投稿する段になって結構悩んでますね。
結局26節は切らずに3日かけてアップロードしたので、見かけ上2日休んでるみたいに見えるんですが、ちゃんと毎日更新してますのであしからず。
加えて、第1章は小説全体の導入としての意味合いもあって、結構それだけでオチがついてるような雰囲気もあるのですが、第2章はこれまたがらりと雰囲気が違う。キャラを掘り下げていくフェーズですな。界隈によっては中弛みともいう。
例えば24節から26節までシードルの語りが連続しているのですが、彼はダリアの存在によってアンジェを思い出さずにはいられなくなる。1章にあった勢いに歯止めがかかっていく。内省的になる。過去と内省、それがやはり2章の典型のような気がします。
マンネリ化という意味でも典型的かもしれない。さすがに舞台が地中海からリビア沿岸に移るのだから、24節と25節の間に別の誰かの節をいくつか挿入してもよかったとは思いますね……。というか5年前に仕上げた時点でもここの構成については多少悩んだ記憶があります。
この辺りは若干似通った描写が続いていて、今回自分でも見直すのがちょっと苦しかった。ささっと直してアップしちゃおう!みたいな気持ちがその2,3日は起こらなかったです。空戦の描写なんか、どうしても1対1に陥っていて、特徴に欠けるような気がする。せっかく初めて直接ルーラーが出てくるのだから、リビア上空戦はもっと多対一を丁寧に書かなければなあ。
それだけシードルの話が続いてしまうので、自分でも、あれ、こんなにヘレンが出てこなかったかな、という感じ。一応彼女が主役なんですが。ワイアームの次に出てきますので少々お待ちを。
27節になってようやく語り手がシードルからロゼに移ります。彼女の不安定な性格を荒削りなりになかなかよく表現しているんじゃないでしょうか。彼女はある意味ではルーラーに最も接近する人なんですがね、僕自身その過程をあまりきちんと憶えていないので今後のお楽しみです。