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内からの感覚

書くという行為においては、ある不思議なことが起こる。自己を内部から感じることとしての、意識にいわば直接与えられているものが、わたしとおなじように自己を内部から感じている、わたしとおなじような他人のイメージへと、変換されるのだ。このおかげで詩人は、自分のことのみならず、他人についても書くことができる。

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