GWが終わりました。みなさん、連休中いかがおすごしでしたか? わたしはもう10年以上GWが続いているようです。病気療養中で、つまらない職場に就職するくらいならいっそ無職のほうがいいと思い、毎日読書と映画鑑賞し、ちょっとした所感をまとめています。
小説のネタバレはあまり好きではないんですが、あの作品には実際の人物がいます。詩人カオルはわたし、稍々子は想像上ではなく、月イチで通院している診療所の看護師さんです。定期的に血液検査や爪切りをしてもらっているうちに、ぼちぼち話すようになり、最近気になっているひとで、稍々子さんをモデルにしたひとです。プライベートはまったく知りませんが、気になるひとって、自然に想像が膨らみません? わたしだけ?
診療所は暦通りの診察で、わたしは明日火曜日に、針などの廃棄物を溜めたペットボトルを看護師に渡します。そのペットボトルに「LINE ID」を書いたポストイットを貼って、渡す予定でいます。さて、反応はいかがなものになるんでしょうか。不安だけど期待も膨らみます。
こんなふうに誰かを意識するのは、ざっと30年ぶりです。オトナになれば誰もが「愛のないセックス」を経験するもので、恋愛はしんどい、と感じる年齢でした(わたしの場合)。でも改めて恋愛のトレースを順を追って丁寧になぞるのも、また乙な感じなのではないでしょうか。体力も瞬発力もないですし、ゆっくりじわじわマイペースでやっていくしかありません。まるで「おじいちゃんライフ」です。
動きはスローモーですが、逸る心を抑えきれません。もしかしたら今日、行くかもしれません。