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作品を創る覚悟


カクヨムというサイトを利用させて頂き、日々思う事だらけである。

コミュニケーションについても考えさせられる。

面白い小説を書いてる方にコメントを残したい。

「この人の書く文章、もしかして自分と同じ作家さんが好みなんじゃないか?」

「自分も丁度こんな題材の作品を書こうと資料を読んでいたところなんです!」

など、クリエイター様に話しかけたい気持ちはある。

しかし、恐ろしい。

「失礼なんじゃないか」

「距離感が近いんじゃないか」

なにぶん、「大声」以外のコミュニケーションを知らない人間だ。

そういう村で育ったのだ。

顔を見ながら話す分には緊張しないが、ニュアンスもイントネーションも、表情も感情も無い文字だけとなると恐ろしい。

相手がどういった気持ちで受け取っているか知る術が無いのも怖い。

例え内容に細心の配慮をしたとしても、「パイオ2」というペンネームが失礼に当たる気がする。

「ただ面白かったです」と伝えるだけでも迷惑になるんじゃないか。

「いいね」ボタンでさえ心配である。

「お前の猥褻なP.N.を自分のページに刻むな!」と思われているんじゃないか。

ワンチャン、猥褻だと気付かれていない事を願いながら「いいね」を押している。



過去に漫画の原作を作らせてもらったとき、打ち合わせでペンネームをどうするかという話になった。

こだわりがなかったため作画の方に「適当に決めていいよ」と言ったところ、ひらがな一文字を提案された。

「ほんとに適当じゃねえか!じゃあそれで」という事でそのまま採用させてもらった。

この姿勢はよくなかったと今になって思う。

適当なペンネームには覚悟が無い。

思い入れの無いペンネームは滑ったときに捨てて逃げられるからだ。

少なくとも自分の中にはそういう「逃げ」の気持ちがあったような気がする。

ちゃんと己を背負って、全力でやるべきだった。

でも、そんな教訓を得るまでもなく。



「パイオ2」は違った……!!



もっと早く気付くべきだった…!

日々後悔する事だらけである。

2件のコメント

  • 一個人のケースとして申し上げますと、当方は、当初「パイオ2」様のペンネームを

    ハ”(BA)イオ2

    だと思っておりました(注意力がないのです……)。

    貴作を拝読し始めてどれほど経ってからなのか、もう憶えていないのですが、――ある日、ふとカタカナ表記の下にあるアルファベット表記の@以下の文字を見て違和感を感じました。

    んん、「P」??? 「PiO2」???

    なんで「B」じゃなくて、「P」なんだろう???

    今思えば、とても浅はかな困惑でした。

    あ、そうか「ハ”」じゃなくて「パ」イオ「2」か……「パイオツ!!」

    \(^o^)/

    この御方、覚悟が違うッッ!!

    作品だけでなく、ペンネームでも笑わせていただいた瞬間でした。
  • コメントありがとうございます!

    流石です。ご指摘、ほぼほぼ的を射ておられます。
    しかし悲しいかな、それは実は覚悟の足りなさが招いたペンネームだったのです。

    「お前、パイオ2なんていかがわしいペンネームにして、いい大人が何考えてんだ!」と怒られたときのために、「いや、俺のペンネームはバイオ2のはずじゃ……あれ、パイオ2になってる!?」と言い訳するつもりだったのです。

    後で気付いたのですが、「PieO2」って思いっきり表示されていたのですね。
    申し訳ありません…。自分は模倣未満様の想像を絶する浅はかな人間なのです……。
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