これは、本当にあった過去の災禍を題材にした物語………。 ※フィクションです。 ※いずれ書くかもしれない作品に使う用のメモ的に書いたやつです。

歴史上、殺人鬼と言われた人間は、意外と数多く存在する。 広大なネットの海に眠る、彼等の起こした事件の詳細を触り程度に見るだけでも、彼等の異常性は聞きしに勝る悪行だ。 殺人鬼。…

2020/11/13以前の作品は、お手数ですが【作品タイトル・紹介文・URL】のみ記載しております。作者の方針というか、ここまで評価して下さった方々に申し訳ない気持ちがあるので。…

骸の山にヒトでない者あり。 そういう噂が流れ出て、山に入った腕利きの者共が帰って来なかった事から、その噂は信憑性を浴びた。 そこに人の悪意が紛れ込む。どうせ、これから殺す罪人な…

俺は悪党だ。呼吸をするように悪事を考え、食事をするように悪事を為す。 こんな生き方に意味なんて、あるのか。そんな事を考えたらおしまいだ。 だって俺は――――――自分のやりたいよう…

この世界は非常に見えにくい。いや、俺の視力が悪いってだけなんだろうけど。 それでも、この世界は俺には見えにくい。だって、眩しすぎる。 度入りのサングラスをかけて、煙草を咥えて。 …

その姿は白き花嫁、その姿は紅き騎士。 花弁が踊るように、彼女は踊る。 幻想の世界で、悪夢を殺して誰かの夢を守ってる。 彼女は誰にも知られない。 いつか少女になる事を夢見る…

俺には人とは違う日常がある。化け物を殺す仕事だ。 だが、大きな仕事は別の人がやってる。世界を脅かすだとか、国が亡びるだとか、そんな化け物は別のやつに任せればいい。 分相応に、俺は…

【♣】 誰かに否定される人生だった。 誰でも良いから愛されたかった。誰でも良いから認めて欲しかった。誰もでも良いから仲間に入れて欲しかった。誰でも良いから肯定して欲しかった。…

　ある時、突如として世界中に出現した異界の扉【ゲート】。【ゲート】は異世界の環境を模した異界を形成し、その異界に棲む原生生物は扉を越えてこちらの世界に干渉していた。 　それは大な…

ずるずると、何かを引き摺るような羽音。 女の人が、わざと聞かせるようにした呼吸音に似た鳴き声。 闇の中で、僅かな光を浴びて輝く線の光。 数本の髪の毛を失った変死体が続出し、犠牲…