ジャックは母と2人、人里離れた渓谷で貧しい暮らしをしていました。あまりに貧しいので、牛を売りに街に向かいます。
その際怪しげな男に出逢います。彼は牛と魔法の豆を交換してやろうと持ちかけるのです。ジャックはその条件を飲み、豆と交換して家に戻ります。勿論、母は怒りだし、豆を家の外に投げ出します。
さて、あんまり長くしてなんですから、ここまでであらすじはおしまい。
このジャックの豆の木で、ジャックが持ち帰る金の卵と魔法の琴は、ジャックの失われしまった潜在能力のメタファーだと言われています。そしてこの宝物を取り戻すことこそが彼の物語の本当の真実の物語なのです。千と千尋と似ていますよね。
もっといえば、ジャック豆の木では、魔法の豆(クリエティブなイマジネーション)を使うことで、失われてしまった心理的な宝物を取り戻す方法が記されているわけですね。
では、この答え、物語の本当の読み方はそうですね。いつかまた話しましょう。あんまり気になるようなら、こっそり聞いてください。(TwitterのDMで答えようかなって、出来れば口頭が一番いいんだよなぁ)
聞くのもやだなぁって人は、ジェームス・ボネットさんの本を進めます。昔の物語には千顔を持つ英雄が住んでいます。