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人並みという贅沢さ

人並み、という誰もが可もなく不可もないとして目指す生活は、実は大変贅沢である

ある本の著者の言葉です。どう思いますか?「ああ、そうだよ」と思った貴方はきっと今の僕と同じ貧乏なサラリーマンを経験しているのだと思います。

就職した際に、結構なお金が手元に入り、これで普通の暮らしができると思ったものです。でも実際は、なぜかお金がない。ありふれた6〜7万の家に住み、夏は冷房、冬は暖房、週の終わりには頑張った自分へ美味しいご飯とお酒を振る舞う。休日は人並みに映画を見たりして出かけたり…なぜだろう?ユニクロとかGUの普通の服を着て、普通にサブスクに加入してて、普通に友達とご飯に行くだけで、僕には気づくとお金がありませんでした。

サラリーマン2年目で僕は、自分がババを引かされていることに気づいたんです。
人並みというのは贅沢なんです。そんなものは昭和のバブルが弾けて失われました…そして、それに気が付かずに社会人になった人間が「マトリックス」的に言えば、養殖人間になっていたんです。

まずは、東京になんて住まずに、埼玉か神奈川の奥で働ける場所でも探そうかと思ってます。きっと家賃も4〜5くらいに下がるのかな?それは夢を見過ぎか…貧乏は色々なことを気づかせてくれます。そのことに感謝しつつ、限りある資源をどう振り分けるか、そして実は時間というのも人並みに使っちゃダメなんですね…

就職でこっちに来て、大好きなお店もいくつか見つけました。あそこは贅沢だったんだと今は涙を流して諦めています。

ところで麻布競馬場の「この部屋から東京タワーが永遠に見えない」という本をご存知ですか?もし知っていたら読んでみてください。それでは。

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