今回は、8月8日(木)に行われた、カクヨムDiscord放送局のレポート&感想を書きたいと思います。
参加したイベントは、こちらです。
【8/8(木)19:00開催】カクヨムDiscord放送局~公式レビュワー愛咲優詩に聞く「カクヨムの特集に選ばれるための秘訣」~
https://kakuyomu.jp/info/entry/discord_aisakiトークテーマは、「特集に選ばれるためのポイント」や「Web小説で注目を集める秘訣」など作者ユーザー必聴の内容ということで、聴かない理由はないと。
更にいうと、ゲストの愛咲さん、ぼくの作品を「金のたまご」に選んでくださった方なのですよね。
【新作紹介「カクヨム金のたまご」5月~6月新規投稿作品】
https://kakuyomu.jp/features/16818093080930750345なので、Discordで事前質問も投稿しました。
お礼もお伝えしたかったので。
それでは、レポート&感想です。
カクヨムの特集は、
・新作を選出する「金のたまご」
・決めたテーマにあった作品を選出する「テーマ回」
があります。
それぞれの選出について、愛咲さんがおっしゃっていたことは以下。
「金のたまご」の場合
・尖った作品、独自性ある作品
・フックを感じた作品(これからこういうのが流行るのでは?という作品)
タイトルや紹介文でおっと思わせるものがあるものをきっかけに、要素と面白さと個性を感じるものを選ぶそうです。
要素とは、世界観やキャラクターなど。
面白さは、ストーリー展開やキャラクターの関係性かなと思います。
個性は、その作品のはっきりとした特徴と理解しました。
※あくまで、ぼくの理解です。
「金のたまご」に選出された後、めちゃくちゃ伸びる作品も中にはあるそう。
作品フォローが、2桁から4桁に。
★の数も、2桁から4桁に。
特集に選ばれ、その後開催されたカクヨムコンで受賞もあったとか。
「テーマ回」の場合
・話題性があるもの
・流行からテーマ設定
こちらは、丸い作品、人間の普遍的な要求がポイントのようです。
つまり、もふもふを愛でたいとか、秘密の恋とか。
テーマ設定は、過去のものと被らないものにしているが悩ましいとのこと。
狭すぎるテーマにしてしまうと、作品数がそもそも少なすぎるもあるようです。
どちらにも共通していることとして、運営さんがチャットに貼ってくれたのは、
「作品のコンセプトが明確」
「流行の波に乗れそう」
「題材がキャッチーで読者が理解共感しやすい」
「新規性現代性がある」
とのこと。
特集ページの活用として、言われていたことは次のとおり。
<読者>
普段読まないジャンルのきっかけにしてほしい。
流行になりそうなもの知る機会。
<作者>
プロに読まれる、審査員に評価される。
そういう作品の参考になる。
以下はQAなどで述べられていたこと。
斬新な小説のアドバイスとしては、「新しい文化や言葉に注目する」がありました。
例えば、ウーバーイーツ、ドローン宅配、リスキリング
そういったものを、異世界でやってみるとか。
書籍化デビューを目指すなら、それを想定した物語構成にする。
後半に魅せ場を置く。
本一冊分の区切りを意識する(10~12万字)
流行りと物語の面白さは別。
物語の普遍的な面白さ(物語構成やキャラクター関係)を、いかに今の時代にあった形で魅せるかと理解しました。
名作の換骨奪胎。そこに今という時代性を着せる感じでしょうか。
公式レビューは、作品の紹介だと意識して書いているそうです。
なので、読者の方の感想レビューとは少し趣が異なる文章になっているとのこと。
「作者ががんばっているところを、褒める」が軸にあると。
ここで「雨のち晴れの事件簿」を取り上げていただきました。
主人公二人の好みや性格が真逆で凸凹な感じが、がんばっているなと。
それが作品を面白くしているとおっしゃっていただけて、嬉しかったです。
カクヨムDiscord放送局に初めて参加したのですが、勉強になることが多かったです。
それに、放送中のチャットも、カクヨムユーザーの皆様との交流が面白くて、楽しかったです。
皆さんも、機会があれば参加してみてはいかがでしょうか?
最後に金のたまごに選出され、Discord放送局でもちょっと紹介された作品はこちらです。
「雨のち晴れの事件簿 ~ 性格も好みも真逆の男女バディですが、異能犯罪者は沈めます ~」
https://kakuyomu.jp/works/16818093075238027740慎重で神経質な雨男と大雑把でお気楽な晴れ女のW主人公。
異能バトルと推理が魅力の現代ダークファンタジー連載です。
三話までは短編仕立てなので、気楽に楽しんでいただければ幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。