【執筆中のつぶやき】
答えのない単なるボヤキです。
「このキャラの思考は、どのくらい解説すれば、読者に伝わるんだろう?」
↑これです。
『目の前の川で溺れている人がいたので、飛び込んだ』
これは、特に解説がなくても、「助けるために、飛び込んだ」と、分かると思います。
ただ、実際には、泳ぎがあまり得意ではない人が飛び込んでも、一緒に溺れてしまうだけなので、救命具や浮き輪を投げるほうが良いらしいです。
そんなに都合よく、浮き輪がないのであれば、空のペットボトルでも良いとか。
なので、
『目の前の川で溺れている人がいたので、空のペットボトルを投げた』
こんな文章があったら……?
空のペットボトルが浮き輪代わりになることを知っている人ならば、「あ、助けようとしているんだ!」と分かってくれそうです。
でも、100%分かってもらえるかというと……、100%は無理かなぁ?
では、
『目の前の川で溺れている人がいたので、ペットボトルの水を捨てた』
……。
これじゃあ、助けようとしているとは、誰も思わないって!
『目の前の川で溺れている人がいたので、ペットボトルの水を捨てた。
空のペットボトルは浮き輪の代わりになるのだと、テレビで言っていたからだ』
このくらいの解説は必要ですよね?
何が言いたいのかというと……。
今回投稿するエピソードで、キャラAが、キャラBを助けたいと思っています。
けど、助けるために取る行動が、どうして「ソレ」なのか。
読者が首をひねってしまわないかなぁ……と、心配しているわけです。
【更新予定】
それが罠などとは、微塵にも疑っていなかった……。
勤務態度について、上層部から、直々の注意がある――と。
呼び出された部屋で、シュアンはいきなり取り囲まれた。
「お前が厳月家の先代当主を暗殺したとのタレコミが入った」
その宣言と、腹に拳を打ち込まれたのとでは、どちらが先だっただろうか。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第三部 海誓山盟 第二章 黄泉路の枷鎖よ
2.枷鎖に囚われし運命-1
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/16817330660955461956 (公開時間になりましたら、アクセスできます)
明日、金曜日 20:20 投稿します。
※第三部 第二章は、
2023年9月1日 ~ 2024年2月9日 毎週金曜日 20:20 定期更新です。
【制作ノート】
以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)
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「シュアン」
シュアンとハオリュウの関係を考えたとき、シュアンはいつか、ハオリュウのために、こういう目に遭う――というのは、王道の展開のような気がします。
だから、ついに、このシーンに来たというか……。
続きます。
【次回予告】
すべての罪を背負って、シュアンは逝く。
そして、ハオリュウは自由になる。
いくら摂政が卑劣でも、シュアンの死を隠蔽することはできない。
何故なら、こちらには『情報屋〈猫〉』がいる。
〈猫〉は監視カメラを支配下に置き、シュアンの死は筒抜けになる。
――頼んだぞ、ルイフォン。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第三部 海誓山盟 第二章 黄泉路の枷鎖よ
2.枷鎖に囚われし運命-2
よろしくお願いいたします。