LIFE★LINE ノート 第4回目
今回は、第6話、第7話で登場したMPUについて説明します。
第6話のヨウコ先生も説明していますが、機動探査装置
(Mobile Probe Unit)の略称です。
資源採掘船を安全な区域に停泊させたまま、小惑星帯を広域探査し、
かつ作業員の負担も軽くするのが開発コンセプトとなっています。
第7話では、ついに操縦シーンが入る訳ですが、ここで使用されている
機体を簡単にご紹介します。
APH-066 オープンヘッド
アストロナイズ社傘下のMPU製造会社『アストロナイズ・プローブス』が、開発・販売した初等訓練用機です。
製品名の通り、頭部と気密ハッチの一部が大幅に省略されており、
搭乗時にはパイロットが肉眼で外界を確認できる程です。
『MPUパイロット養成コース』の1年生は、全員この機体で
操縦の基礎を叩き込まれます。
ちなみに型式番号のルールは以下の通りです。
・AP(アストロナイズ・プローブス社製)
・H (ハーフサイズ)……全高5m級の機体の識別記号
他にも、APF(フルサイズ:10m級)、
APQ(クォーターサイズ:3m以下級)
などがあります。
・066(設計番号)……図面だけで終わった機体や、技術研究機、
試作品だけ納品して終わった物もあるので、
かなり飛び番になっています。
数字は、あまり気にしなくても良いかも。
(xΦωΦ)ねこ