年を取れば何を食べても体に悪いということのようだ。
人間の自然な寿命って34~40歳ぐらいなんでしょうね。文明の恩恵で倍以上生きられるようになったというのは画期的なことなんでしょう。
生体時計による人間本来の自然な寿命は34~40歳程度らしい。DNA解析による予測では、人間の本来の寿命は40歳程度なのだそうだ。血漿タンパク質の変性状態からすると、34歳の青年期、60歳の壮年期、78歳の老年期という3つのポイントで老化が急激に進むそうだ。40代から始まって50代以降本格化する生活習慣病や老化現象による死亡率の上昇は顕著なのはそんなところにも原因があるのだろう。個人差こそあるが、文明の恩恵で寿命を無理やり伸ばしている状況ともいえる。
人間のナチュラルなライフプランというのは、10代後半から20代のうちに結婚と出産まで終えて、30代、40代で育児といったものなんでしょう。いくら晩婚化が進んだからといっても、30代後半以降で子供を作るなんてナチュラルな行為ではないのだろう。人生50年とはよく言ったものだ。
そういった本来の寿命を超えて生きている状況では、何を食べても大なり小なりリスクはあるということだ。赤身肉が悪いだの、糖質が悪いだのいろいろ言われているが、単にリスクの具体的内容が判明しただけとも言える。
ネタ的に考えると、古典的には不老長寿を求める冒険談とか王道だったりする。限られた寿命を延ばすために四苦八苦して努力する際の生命の輝きと尊さというのが主題だったりするが、人間の暗黒面ばかり出てきて辛いネタになる。